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妄想小説たち

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妄想とか、外には出せない自意識過剰の塊をアウトプットした小説たち。 他人の妄想に付き合ってる暇はないでしょうが、読みやすいリズムは心がけているので、暇つぶしにどうぞ。
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#短編小説

妄想小説「海の魔物」その4 (最終章)

海の魔物とパッパラとピーとポー、三方良しとバチータが皆砂山に向かい、俺は薄暗い海底らしきところに1人取り残された。 そして誰もいなくなった!! 「so what to do next??」どうしよっかね、俺は考える。考える。めんどくせー!! 俺は寝ていたのだろうか。多分そうなのだろう。気がつけば俺は浮遊して、ものすごい勢いで回転していた。まさに渦巻きの土壷にはまった状態。 「ワーアアア!!ワー!!アーレー!!」万歳しながら流れに任せる。 回転しながら下に落ちていくのが分かる。

妄想小説「海の魔物」 その1

海の魔物に会いにいこう、男は数年来思い続けていた。 どうせ、どうせここでは大したことは起こらない。 朝起きて、仕事して、ご飯食べて、穏やかだし、幸せだよ。 でもさ、なんかスリルっていうのかな、そういうのが足りないんだ。 仕事精一杯やればいいじゃんって、でもきついしだるい。 情熱が長続きしない。 でも怠惰だけど刺激は欲しいんだ。なんなんだろ、今の俺に足りないもの。 今の季節は冬。だんだん1月とか10月とか分かんなくなってきた。 寒いから1月っていうくらい。 肌感覚冬だけど、意識