年老いた父と母
長かった帰省も明日が最終日。
明日の夜、静岡から仙台へ帰る予定です。
今、義実家に居るのですが
義母との関係は以前とは全く変わり
居心地よく楽しく過ごせています。
ただ、わたしの周波数が下がっていると、
以前のような嫌な義母が現れるので面白いです。
統合作業を始める前、
義実家にいるのが苦痛で早く帰りたくて仕方なかったのですが、
今回は「もう帰るのかぁ。」なんて思ったりしてます。
そんな違いを確認できました。
今回は、
わたしの父と母の現状を書きたいと思います。
わたしの父は83歳。
今は入院中。
「家に帰りたい」と言い続けている。
でも、歩行が危ういし
転んだら1人では起き上がれない。
父はひとり暮らしでサポートする人がいないので、
この状態では家には帰れない。
なので現在、リハビリ病院への転院待ち。
ここ数ヶ月で体も心もかなり弱ってきています。
母はもうすぐ80歳。
68歳の時に認知症と診断され、
今は施設に入居しています。
ずいぶん前から
もうわたしの事は誰だか分からないし
会話も全く交わせない。
そんな年老いた両親。
二人が弱っていく姿 (特に父) を
わたしは目を逸らさずに見ることがずっと難しかった。
現実を受け入れることが嫌だったのかもしれません。
「悲しみ」を感じることが嫌だったのです。
でも、今回は感じることができました。
父の病院へ面会に行き、
次に
母の施設へ面会に行き、
施設を出て車に向かう途中、夫の前で泣きました。
まきこさんに (自己統合とことんコース中に) 言われた事がありました。
「悲しんでいいんだよ」と。
「それが普通の感情」だと。
以前に「娘の役」を降りたので、
そういう感情も湧かなくなるのかと思いましたが・・・。
それとは別なのですね。
そして今回、新たな気づきがありました。
それは、
「わたしは親の面倒を見ても良い」
と思っていること。
そんな自分を発見しました。
意外でした。
「絶対に嫌だ」と逃げていたから。
でも、わたしの内側はそう思っていたのです。
まずは父、そして義母。
二人とも助けが必要になってきています。
これって、
【娘の役】【長男の嫁の役】を降りたからこそ気づけたのだと思います。
そんな【役】の無い【わたし個人】が、そう思っていたのです。
わたしは、困っている人を放っておけないし
人のお世話をするのが性に合っているし
やりたいのだと分かりました。
今後、どんな風になっていくのかは分かりませんが、
わたしがお世話をしても、しなくても、
どっちでもいい。
流れに任せよう。
そう思っています。