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親をケアする上で大切な事

親が年を取り、あちこち病気になったり、認知症になって日常会話が成り立たない時、私達家族が出来る事はないいでしょうか?
家庭でケアをする必要がある場合い、専門職としての家族がいる場合いは論理上の勉強をしてきているし、老人の心理、行動面を理解できる立場でもある。しかし、今まで普通に会話をしていたのに、全然会話が成り立たなくなり、言っている事がちぐはぐで、同じ話を何度もしたり、時間感覚、日時把握、そして最終的には家族の事も判断できなくなってしまう。

我が家は、老境の親が2人で、独身の息子と住んでいる。でも、あいにく母は認知ではなく、数も日時も人もしっかり認識しているので、明日はゴミの日とわかるし、計画して家事もしている。父は定年後すっかり認知機能が衰え、日時把握が出来ない事。前々に言っても忘れてしまう事。トイレもおぼつかなく、失禁することも多々ある。

家でケアするとは、トイレの掃除も頻繁になり、洗濯も増え、忘れた事の食い違いで口論になり、夫婦喧嘩の繰り返しである。

帰省で家の様子を伺いながら、出来るサポートを考えて対応している。
家族として出来る事怒らない事。忍耐です。
毎日の日常で堪忍袋も破れる事もあっても。人としての最後の歩みを見守り
その時を刻む事。偉そうなこと出来ないけれど。


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