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アラフィフ女子、やっぱりやって良かったことは…

親知らず今日やっと全部抜くことが出来ました。
まだ麻酔が効いていて唇の感覚全くありませんが・・。
痛いものがとにかくダメな私。歯を抜くなんて考えただけでも恐ろしい。
だからずっと躊躇してたんです。抜くのやだーって。
結論から言って、それでも抜いてよかった!

さかのぼること5年前、軽い気持ちで初めての歯の検診を受けに行き、
歯医者より衝撃の一言。
「あー、親知らず虫歯になってますよ。これは抜いたほうがいいですね」
ガアーーーーーーーーーーーーーン!!!!!
うそでしょ。うそでしょ。幼稚園の時に虫歯になって以降、虫歯なんて縁がなかったのに。
さらに続く衝撃の事実。私の親知らず上2本は斜めに生えており、下2本は横向きに生えており、おまけに歯茎の中に埋まっていてほんのちょっことだっけびょんこんと顔をだしているそうな。

「これはねえ、上2本はまだしも、下の親知らずはねえ‥・・見なかったことにします。」
はあっ????  今、なんて言いました? 暴言にもほどがあるでしょ!!
つまり下の親知らずは横向きでおまけに歯茎に埋まっている。抜くにしてもかなり難易度が高いそうです。要は自分にはできないと。
虫歯になっているのは右上の親知らず。でも親知らずは全部抜いたほうがいいよと他人事の軽いアドバイスを頂き、大学病院を紹介されました。そしてここでも信じられない暴言が飛び出しました。
「何?、本当に抜きたいの、うわー、下の奴(親知らず)見なかったことにするわ。痛みがないんなら別に抜かなくてもいいじゃないの。抜けっていうんなら抜いてやってもいいけど」
結構です。なんて言えるわけもなく「考えておきます」と言葉を濁してその日から歯医者さん探しが始まったのでした。

口腔外科を専門にしているところなら大丈夫かもと近所の歯医者に行きました。歯医者さんは優しい人で、本当は抜きたくないという私の意志を尊重してくれて「痛みがないなら無理しなくていいいから抜くのはいつでもできますよ」と笑顔で言ってくれました。しかし、これが大間違いでした。
いつものように歯科衛生士さんにまず歯をみてもらうとぼそっと「これ、もういい加減抜いたほうがいいですよ」と。
え、でも先生は何も言ってないし・・・。先生にそれとなく伝えると顔色が変わりました。一人でぶつぶつと「あー、どうするかなあ、抜くのもなあ。埋めたほうがいいのかな・・・」
私は急に不安になりました。先生が出した結論は「痛くなったらまた来てください」
だめだ、こりゃ。また新しい歯医者さん探しをしました。そして衝撃の事実第二弾。虫歯になっているのは親知らずだけでなく隣の歯もでした。
要は親知らずと隣の歯がくっついていてきちんと歯が磨けていなかったんですね。何のために定期的に検診に通っていたかのか・・・。
新しい歯医者で、虫歯治療をしながら歯も抜くことになりました。そしていよいよ抜歯当日。
覚悟を決めた私に先生はおもむろに「あなたの歯、ちょうど神経が近くてここでは抜歯ができないの。大学病院に紹介状を書くからそっちで抜いてもらって」
はい、振り出しに戻りました。そもそも大学病院のあの先生が信用できなくて歯医者を探し回ったというのに。よりによってなんでまた・・・。

泣き言を言っている暇はありません。再びネットで来る日も来る日も信頼できそうな歯医者さんを探し回りました。そしてようやく今の歯医者さんに巡り合うことが出来たのです。
どの歯医者さんも尻込みをしていた私の親知らずをあっさりと抜いて下さり、「えっ、これで終わりなの?」と拍子抜けをするくらいでした。
そして時間をかけて1本づつ抜いていき、今日最難関の下の横向き親知らずでさえ、麻酔時間も含めると20分かかってません。ちなみに大学病院の先生は45分はかかると言っていました。

だから私は声を大にして言いたい。大学病院だからといってうまいとは限らない!(と個人的に思ってるだけ。本当にうまい人がいたらすみません。)
親知らずの抜歯に大事なのは1に経験、2に経験、3,4がなくて5に経験。
そう、どれだけたくさんの親知らずを抜いたかその経験がものをいうと思います。

親知らずを抜くのは本当に怖いです。ネットで色んな情報に触れれば触れるほど怖くなります。でも信頼できるお医者さんがいれば意外と怖くないものです。
むしろやっかいなのは抜いた後・・・。まだ麻酔がバリバリ効いているので多分経験上、後3時間くらいはこのままかなあ。痛み止めはすでに飲んでいますが地味に痛い。聞くまでもう少し時間かかりそう。ご飯も2,3日はまともに食べられないし、抜く時よりもこっちの方が正直辛い。
ただこれも時間がたてば良くなるので、それを信じてゆっくり過ごしたいと思います。

親知らずで苦労している方に少しでも参考になれれば幸いです。

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