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子どもの発達障害認定へのハードル

今日は次男の話。

次男は現在幼稚園の年長で注意欠如、多動症のADHDいわゆる発達障害を持っています。

まだ幼いため、際立った症状はないですが、週1回で通っている療育の先生から、小学校に行ったら色々と人間関係や勉強で本人が苦労することがあるかもしれなきと言われています。

そもそも最初に発達障害かもと思ったのは、妻がちょっとした子どもの行動や他の子どもとの違和感を感じ取って、専門の病院へ行ってみようと言われたのがきっかけです。

男女差別のつもりは全くないですが、周りを見ていてもこういったものは母親が気付くことが多い印象があります。たまたま私の場合は妻が専業主婦であったこともあり、私より子どもといる時間が長いことも要因の一つなのかもしれません。

でも、確かに言われてみると、結構拘りが強くて、やたらと色々なモノを並べるのが好きだったり、幼稚園に入ってからも夜急に起き上がって泣き出したり、ちょっと違和感を感じることもありましたが、長男もダウン症であったため子どもってこんなものなのかなと思っていました。

それから病院を予約して、療育に通うことになるのですが、ここに大きなハードルがあって、それは病院がなかなか予約できないこと。そもそも子どもの発達障害専門の病院の数が少ないので、定期的にある予約申請日に予約が殺到します。それはまさに推しのアイドルのライブチケットを予約するかの如く、一斉にアクセスが集中してプラチナチケット化するのです。もちろん病院によって予約システムが違うので一概には言えませんが,我が家の場合は、ネット予約であったため、WiFiよりは LANの方が早いということで有線ケーブルに切替えて、予約開始時間にスタンバイして何とか予約することができました。

それから病院で判定をしてもらい、診断結果をもって何とか療育に通えることになるのですが、他にも次男よりも大変で療育に行きたいのに通えてない子どももいるのかなと思うと何だかモヤモヤした気持ちになってしまいます。

現在は週1回、療育に通っていますが、最近特に強く思うのが結局学校に通うための指導が行われているということ。もちろん今通っている施設を批判しているわけではなく、本当によく面倒を見ていただいているとかんしゃしていますが、今もなお日本は子どもの個性に合わせて学校を選択するのではなく、学校に子どもを合わせるやり方をしているのだなと思いました。

海外ではホームスクーリングも色々と種類があって、子どもに合わせた学び方があるのに、日本の教育はあまり変わってなく、そのためにIT教育があるのではないのかなとも思ってしまいます。IT教育についても子どもそれぞれに合わせた内容ではなく、まさに手段が目的化しまっているような気がします。そんなことをしているから子どもも先生もかなりの人数で不登校になるになりますし、それも当然の結果かなと変に納得してしまいます。

最後はちょっと学校教育の話になってしまいましたが、AIが登場した現在、詰め込み型の教育にはそれ程価値を見出せないので、もちろんそれぞれの家庭で様々な教育方針があるかとは思いますが、子どもの今を受け入れて一緒に成長できたらと思う今日この頃です。

といってもなかなかそう上手くはいかないので、まずは親自身も情報を更新して日々アップデートしていかなければならないなと強く感じています。

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