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[日記]はめふらX好き

今日は祝日を活かしてアニメ一気見をしました。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』というなろう小説原作のアニメ2期を見ました。原作を一期の分は読み、続きが気になっていたため見たという感じです。

あらすじとしては、タイトル通りで、乙女ゲームをやっていた女性がプレイしたことのあるゲームの悪役令嬢に転生し、正規ルートだと不幸になるため、それを回避するため奮闘するというストーリーです。

今回はこの作品の好きな点について語りたいと思います。以下、ネタバレ含む個人の感想になります。

作品全体の好きポインツ

 この作品の好きな所は、転生後、不利な設定になったのにも関わらず、人格と努力で良い人生を歩むという点です。能力面で不足が合っても、能天気な性格と故の図太さ、思いやりを欠かさず持つことで、友人関係に恵まれていきます。

転生というキーワードだと、つらい現世ではなく、別世界でリスタートするテーマが多いのかと思っていたのですが、この作品は違いました。報われない現実から抜け出すことで強く生まれ変わるというテーマにするのではなく、不利な状況に転生させられたけれども奮闘することで報われるといった、読み手に救いを見せる展開です。希望を抱けて好きだなあって思います。

ご都合主義的な展開もありますが、主人公のキャラクターやギャグの多い世界観、異世界ものだという点を踏まえれば、気楽に見れて良いなと個人的には思います。途中出てくるシリアス展開では、現代人の悩みも含まれていたり、境遇の悪い人間共通の悩みであったりと、現実味を帯びている部分はあるのですが、それを主人公のマインドで救っていく様が見ていて気持ちいいです。

自分の悩みも主人公のように気楽に考えてもいいかも?とギャグ展開に笑いながら、一休みできる感じが推せるなって思います。

あとあと、主人公のことを好きになるキャラが男女両方っていうのがたまらないです。イケメンにも美少女にもときめきをもらえる。美男美女で恋愛に発展せず、主人公を取り合っている様が面白いです。

アニメで見て面白かったのは…

 一期は見れてないのですが、まず声優さんが良かったです。主人公の声優の内田真礼さんの演技が良い意味でアホ感満載で可愛らしく、ギャグの多い世界観に入りやすかったです。他のキャラクターも乙女ゲーらしい配役といった感じで、ときめくシーンではきちんとドキドキさせられてバランスが好きでした。

また、作画のバランスも丁度良いなと思いました。コミック版の絵柄の方が好きだったので、はじめは好みの絵柄ではないと思っていたのですが、令嬢故の豪華な背景・ギャグ多めの世界観・農業シーン・ラブコメと様々な要素を同じ世界として描くには、すごく丁度良い絵柄であると見ていて感じました。作画崩壊とかもなく、この作品の最重要点と考えられるキャラの顔がずっと良くて良かったです。笑

また、久しぶりにアニメを見たというのもあったのですが、遊び心が詰まっていてたまらないと感じる作品でした。angelaがOPを歌っている意外性から、提供画面でのコラ画像的背景、農業のCM…とにかく楽しめました。

個人的に好きだった話

 第8話のニコルがお見合いする回が好きでした。ニコルの醸し出す儚げさに合った演出、主人公であるカタリナがみんなに憧れられる理由を再実感できるストーリーがめちゃくちゃいいなって思いました。

演出面では、画面の端のピンボケ、名画を彷彿させる色とりどりの絵画的背景がエモさを深めていて、話の肝をさらに良いと思わせてくれました。

 カタリナの魅力は様々ですが、運命に囚われずに奮闘し、周囲の目を気にせず、気取らない性格という部分が大きいと考えています。特に、決まった生き方をしなくてはならない貴族階級の登場人物達には魅力的に映ると思います。だからこそこの回は、ニコルが恋をあきらめなかったこと、フレイがカタリナに憧れて夢を語るところが、この作品全体の魅力を指しているようで好きだなって思いました。

まとめ

 以上が私の考えるこの作品の好きな点です。他にもありますが、今回はこんなところで!映画も決まったようなので、機会があれば見に行きたいな~と思います。

やっぱり創作を吸収すること、ギャグで笑うことってすごい元気になって幸せな時間だなって感じます。この作品には関係ありませんが、CMであったお笑いドラマCD企画も気になってしまいました。宣伝に弱いオタクだ…俺は…。

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(画像は公式Twitterより。)

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