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【「水を飲んで太る」ことはない】

僕が大学生の時にフィットネスクラブでアルバイトをしていた頃、


「私すぐ水太りするからお水はあまり飲まないのよ」
「水飲んだだけで太るから」

と言う会員さんが多くいました。
社会人になった今も同じことを言う人に何度か出会ったことがあります。
本当に「水太り」はするのか、今日はその話をします。

結論です。

「水は0カロリーなので、水を飲んだことで(体重的に)太ることはない」

水を摂取すると、当然ですが摂取した分、体内に水が溜まり一時的に体重は増えます。
しかし代謝機能が正常であれば、時間の経過とともに体外へ排出されます。

では、特に女性の間で話題になる「水太り」は何を指しているのでしょう。
それは「代謝が悪く、汗や尿として排出されるべき水分が老廃物として体に溜まりむくみやすい体質」のことをいいます。老廃物が体内に溜まることで「むくみ」が発生し、これを「太った」と言ってる人が殆どです。

水太り(むくみ)は水の飲み過ぎが原因ではない

多くの人が水太り(むくみ)は「水の飲み過ぎでこうなった」と勘違いしています。ですが、実は水は飲んだ方がむくみにくく、痩せやすい体質になります。人間の体は不思議なもので、水分接収すればするほど体内に溜め込んでいくわけではなく、常に一定量に保たれるようにできています。
摂取した水は体内で循環して最終的に排出されますが、水を飲めば飲むほど循環がスムーズになり、水を飲まないと循環がうまくいかず太りやすい体質を作ってしまいます。

水太り(むくみ)体質を改善する方法

①大量の水を一気に飲まない
大量の水を一気に飲むと、摂取した分を身体が処理できずむくみの原因になります。むくまない飲み方は、一気に大量摂取ではなく、少量をこまめに飲むことです。

②水は1日に2L飲むようにする
先ほどお伝えした通り、水は飲めば飲むほど循環が良くなります。
循環を良くしなければ老廃物は出ていきません
一度に2Lと言ってるわけではありません。1日24時間内に2L飲めばokです。
朝食、昼食中などもコーヒーやジュースではなく、水に切り替えるだけで1日2Lのハードルもガクッと下がります。
ここで注意しなければならないのが、コーヒーやジュースも水分ですが
コーヒーは利尿作用を促し飲み過ぎは脱水症状を引き起こす要因なので水分摂取としてカウントしないことです。ジュースも中には砂糖等入ってて、それらのカロリーで太るので必ず「水」を飲んでください

③運動を行う
運動を継続的に行うことで代謝が良くなります。
しかしこれまで運動してこなかった方が突然「運動してください」と言われてもなかなか難しいと考える方もいるでしょう。
いきなり腕立て伏せや腹筋、外を1時間ジョギング等は行う必要はありません。
大きく一歩踏み出すのは良いことですが、3日坊主で終わっては効果ありません。
それより今の自分の生活に取り入れられそうな簡単な運動を始めてみて、継続的に行っていくのはいかがでしょう。

・仕事終わりのお風呂前にスクワット(しゃがんで立つだけ)10回やって入る
・最寄り駅ではなく、隣の駅まで街を散歩する気持ちで歩いてみる
・エレベーターではなく、階段を使ってみる

このように、運動=ジムではなく、ジムに通わなくても日々の生活でできる運動は多くあります。

ちなみにですが、僕は平日週末問わず運動しない日は最低1日3L、運動する日は1日4L (1時間内の運動中だけで1L)は飲んでいます。仕事中もコーヒーではなく、ひたすら水を頻繁に飲んでいます。人が「喉が渇いた」と感じた頃にはすでに水分不足といわれています。ですので「喉が渇いた」と感じる前に水分摂取するのがベストです。

僕の場合、ジュースだと飲んだ後に短時間で喉が渇きやすくなり、コーヒーだと喉がスッキリせず、カフェインの大量摂取は危険なので大量に飲むこともできません。ですが水を飲んでいると何をするにしても体の調子が良く、水を飲んだことで体調が優れないと感じたことがないため、好んで水を飲んでいます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた。


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