【子育て中でもサブ3】子育て中はいつ走るの?

こんにちは、あなやんです。現在2児の子育てをしながら日々のランニングを通して自己実現を図るパパランナーです。先日行われた湘南国際マラソン2023では念願のサブスリー、それもサブエガ目前の2時間50分51秒でゴールできました。その経験を振り返り、発信しています。


今日は「一体いつ走っているの?」という話。お仕事をしている人にとっても、子育て中の方にとっても、走る時間をどう確保するかというのは大きな課題かと思います。


今僕は妻と一緒に育児休業を取り、2歳と1歳の年子の兄弟の子育てをしているところです。育児休業に入る前は「ちょっとはゆっくり走る時間もあるのかな。」と考えていました。しかし、それは甘い考えだったとすぐに分かりました。子供と関わることも、家事も、次から次にどんどん湧いてくるのです。なのにそんな状態の家族を差し置いて走りに行くことは、気がとがめました。そして走る習慣が無くなってしまった時期もありました。


一時はエントリーしていた大会もリタイアしようかと思っていたくらいでした。それが、何とか続けて走れるようになり、次第にどんどん速くなって、念願のサブスリーまで達成。夢のような気分でした。今日は僕がどんな工夫をして走る時間を作っていったかについてお話したいと思います。


1 子供が寝てから走る

ロングジョグなどはこのパターンでした。子供たちをしっかり寝かし付けたら、妻にお願いをして走りに行かせてもらいました。暗い時間は危ないので、電灯の付いている公園や広い歩道などでゆっくり走ることが多かったです。


ただし、育児でクタクタな中、1度横になってからもう一度起きて走りに行く。これは結構気合いが入ります。何となくジョグしとくか、くらいのモチベーションの時は「走ろうと思ってたけれど、まぁいっか。」となってしまいました。逆に、どうしてもやりたい練習がある時は案外いけるものでした。めあては大事です。


2 時間をもらって走る

「2時間だけ子供たちお願いします。」そう妻にお願いして、走りに行ってくるパターンです。頻繁にお願いするのは悪いので、ロングジョグ、ハーフ、30km走などを走る時にお願いしました。「30分だけ!」とお願いして、インターバルや閾値走をやって帰ってきたこともありました。ポイント練は短い時間でも効果がバッチリ出るのでよかったです。


気を付けたいのは、妻にも同じような時間をとってもらうこと。しかも自分より長く。妻にはゆっくり整体に行って体をケアしてもらったり、買い物や街を散策してもらったり、友達とゆっくりランチしてきてもらったりしました。


育児休業になると年がら年中子供たちと一緒にいることになります。かけがえのない時間ではあるけれど、精神的に大変だなと思うこともあるものです。だからこうしてお互いに、ちょっと子供から離れる時間を作る。これが我が家の子育ての秘訣でもあります。


3 子供をベビーカーに乗せて走る

世の中には物好きな人もいるもので、ランニング用のベビーカーなるものがあるのです。ちなみにベビーカーは和製英語らしく、英語ではjogging strollerというそうですよ。


ご想像の通り、子供を乗せて走ります。サスペンションがついていたり大きなエアタイヤがついていたりするので、段差などがあってもとても走りやすいです。普通のベビーカーの比ではありません。子供たちにとっても乗り心地がいいらしく、お昼に出発するとすぐ寝ていることが多いです。


車体がかなり大きいし子供も乗っているので、速いペースで走ることは危ないです。だから子供たちを遊びに連れていきがてら、ゆっくりジョグする。寝ちゃったらここぞとばかりのロングジョグする。そんな使い方です。


僕は子供たちの好きなものを巡るツアーを毎日のようにしていました。消防署で働く車を見て、駅前でバスを見て、踏切で電車を見て、川で鳥を見て……みたいに。そして遊んで帰ってきたら10kmジョグなどあっという間です。


元最強の市民ランナーの川内優輝さんの奥さんも、こんな生活をしながら女性にしてサブスリーを達成されたそうです。すごいですよね。


4 まとめ、忙しくても可能性はゼロじゃない

いかがでしたか。この話を読んでくださった世間のパパママは、もうランニング用のベビーカーが喉から手が出るほど欲しくなったことと思います笑 いやいや、でも僕にとっては救世主でした。ランニングの習慣を取り戻すきっかけになりましたからね。


このように時間の確保の仕方は様々です。そこをうまくやりくりしながら、自分で効果的なメニューを考えていく。そうすればマラソンの目標達成の可能性はゼロではありません。現に僕にもできたのですから。


忙しくなってくると人は怠惰な方向に流されてしまうものです。不健康な生活習慣になってしまうことだって多いし、本当はこうありたくないのにな、と思うと自分のことが嫌になって、心まで不健康になってしまいます。


でも走れたらそれだけですがすがしいし、鏡に映る自分の姿がどんどん引き締まっていくと、自分のことが好きになれるものです。タイムだって速くなると頑張ってよかったな、と思えますしね。それに走っていれば、ちょっとくらい羽目を外して飲み食いしても、まぁプラマイゼロです。


というわけで仕事で忙しい皆さんも、育児でてんやわんやな皆さんも共に頑張りましょう。同じ空の下、一緒に走っていますからね。では終わりです。

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