過去の恋愛から立ち直れなくたって。

好きな人が忘れられない

なんてことは
決して珍しいことではない。

当事者からすると
それがとても苦しいことではあるし
もどかしさもある。

しかし

好きな人を忘れられない時
無理に忘れようとすることは無駄である。

以前、「あざとくて何が悪いの？」
というテレビ番組をみていて
ゲストのローランドさんが言っていた。

2週間前に食べたものを思い出せるか、
意識せず食べていたらパッと思い出せない。
でも、忘れよう忘れようって
毎日思い出していたらいつまでも忘れられない。

そういうものだと。

ここで
私があざと女子を目指して
毎週「あざとくて何が悪いの？」を
楽しみに観ていることがバレたわけだが
(なんならTELASAに課金して何度も見返している)

そんなことは置いておいて

きっと好きだった人のことなんて
思い出そうとして思い出すものではないし

突然フラッシュバックしてしまうものだから

それを無意識に思い出しては
ハッとして
「思い出してはダメだ、忘れないと」
となる気持ちは分かる。

でも、思い出すことを悪としてしまったら
きっとこの先も苦しいだけだと思うんだ。

だって結局
思い出しちゃうんだもん。

その都度
忘れなきゃと苦しい気持ちになってしまっては
日々を楽しく過ごせないのではないだろうか。

そんな時に

未練もズルズルで
全然次の恋に進めないがちの私が
いつも思うようにしていることを発表したい。
(突然の頼まれてもいないアドバイスタイム)

そういう時は

「あー、こんなにひとりの人をずっと好きでいられる私って本当に良い女だな。」

と思うのである。

言っておくが至って真面目である。

だって

すぐ気持ちを切り替えられる人が
この世には沢山いるってのに


こんなにも一途にたった一人を想えるなんて、
とっても素敵なことじゃないか。

振られた相手を思い出して何が悪い？

いつまでも引きずっていて何が悪い？

だってそれくらい好きだったんだもん。

それくらい人を好きになれるって
なかなかないからこそ
素晴らしいことじゃないか。

私の愛はそれくらい深く根強いものなんだ。

何を悪いことがあるのだろう。

私だったら
このくらい深く愛してくれる人と
生涯添い遂げたいと思うもの。(自画自賛)

だからもし
また過去の好きな人を思い出したのなら

こんなにまで一途な私ってすごく素敵だな〜
次に好きになる相手は私に愛されて
めちゃくちゃ幸せになれるな〜
絶対に手放せなくなっちゃうだろうな〜

って思えばいい。

思い出しても
好きだった人に目を向けず
自分は素敵な人だなってことを認めて
肯定してあげると
苦しくなくなる気がするんだ。

そうしたからといって好きだった人を
忘れられるわけではないから
根本の解決にはなっていないかもしれないけれど。

でも忘れたくても忘れられないんだから
その気持ちを大切に受け止めて
自分を肯定してあげるだけで

私はとっても生きやすくなった。

きっとこの先も
私みたいなタイプはどうせ失恋するし
苦しい思いも沢山すると思う。

でも
私が私をたくさん褒めてあげれば
いくらだって立ち直れる気がしている。

月一で自分のことが大嫌いになる私だけれど
今日も私は私が大好きである。

そしてこれからも大好きでありたいし
そんな私を大好きでいてくれる人と
一緒にいたいと思う。

どうか婚期だけは逃しませんように。