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無印良品カレーの奥深さに迫る:AIが紐解く驚きの味わいマップ

皆さん、こんにちは。カレー愛好家の私が、今日は驚くべき発見をお伝えします。あの無印良品のレトルトカレー、実は奥が深すぎて選ぶのに困っていませんか? 私も同じ悩みを抱えていました。そこで、最新のAI技術を駆使して、無印良品カレーを徹底分析してみました。その結果、思いもよらない発見がありました。カレーマニアの皆さん、一緒にこの驚きの旅に出発しましょう!
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無印良品カレーの魅力と謎

株式会社良品計画が展開する無印良品。企業理念の「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、日々の暮らしを豊かにする商品を提供しています。そんな無印良品と言えば、ひと昔はシンプルな家具や文房具をイメージする人が多かったと思います。そして今や、無印良品の名を轟かせているのは意外にもレトルトカレー。看板商品のバターチキンカレーは2023年には年間550万食も売れたそうです。

私自身インド滞在経験がありますが、現地で味わった本格的なカレーの味を手軽に楽しめる無印良品のレトルトカレーはもはや必需品。その魅力に取り憑かれ、気がつけば我が家の食卓に欠かせない存在となっていました。

しかし、ここで一つの問題が。あまりにも種類が豊富すぎて、どれを選べばいいのか迷ってしまうのです。そこで今回、その解決に挑戦することにしました。

AIによる驚きの分析結果

まずは、オーソドックスな方法で分析してみました。辛さとコスパという二つの軸で、代表的な無印カレーを分類してみたのです。

1. 辛さとコスパで分類

図1. 無印カレーマップ

横軸は辛さで、レトルト表示のマークに従って分類しました。
縦軸はコスパで、レトルト内容物の単位重量当たりの定価に基づき、高価なものを上に、コスパの良い低価格なものを下に配置しました。

この図を見ると、人気のバターチキンカレーがなぜ売れているのか、少し理解できますね。辛すぎず、かつ手頃な価格で本格的な味を楽しめる。これが多くの人に受け入れられた理由なのでしょう。

ガッツリいっぱい食べたい人は牛バラ肉の大盛りカレーがおすすめ。

辛さを楽しみたい人には、グリーンカレーもお得な一品と言えそうです。

2. AIが提案する新しい無印カレー分類法

しかし、ここからが本題です。この分析だけでは、無印良品カレーの真の魅力は見えてきません。そこで、最新のAI技術の力を借りることにしました。

取り上げたのは、「マッシュルームマタル」「パニールバターマサラ」「バターチキン」「北インドのたまごカレー」「マトンのキーマ」「ケララチキン」。
各カレーの原材料を読み込ませ、適切な2軸で分類して図示して欲しいと依頼したのです。複雑な味をどうやって2軸に分類するのでしょうか?

驚くべきことに、AIは「香辛料の複雑さ」と「乳製品の豊かさ」という、私には思いつかなかった軸で分析を行ったのです。
「香辛料の複雑さ」は使用されている香辛料の種類や組み合わせの多様性が表現されています。
乳製品の豊かさは、言い換えるとクリーミーさです。クリーム、チーズ、ギー(バターオイル)などの乳製品の使用量や影響をより直接的に表現したものになります。

図2. AI(Claude 3.5)が提案した無印カレーの風味プロファイル

AIが解説:地域性と文化が織りなす無印カレーの味の世界

興味が湧いたので、AIにもう少し掘り下げてもらいました。
その結果、無印良品のカレーが単なる美味しいレトルト食品以上の存在であることが分かってきました。

カレー風味分類図の解釈と地域性の分析

1. 北インド風カレー(パニールバターマサラとバターチキン)
地域
: 北インド(特にパンジャーブ地方)
特徴:
・乳製品(チーズ、クリーム、ギー)を豊富に使用
・トマトベースのソースが特徴的
・マイルドかつ複雑な香辛料の使用(コリアンダー、クミン、カルダモン等)
文化的背景:
・牧畜が盛んな地域で、乳製品が豊富に使用される
・ムガル帝国の影響を受けた宮廷料理の要素(バターチキン)

2. 南インド風カレー(ケララチキンとマトンキーマ)
地域
: 南インド(ケララ州)とインド中央部
特徴:
・ココナッツミルクの使用(特にケララチキン)
・多様で複雑な香辛料の組み合わせ
・乳製品の使用は最小限
文化的背景:
・熱帯気候に適した調理法(ココナッツの使用)
・スパイスルートの影響を強く受けた複雑な香辛料の使用

3. 折衷的なカレー(マッシュルームマタルとたまごカレー)
地域
: インド全域で見られる現代的なアレンジ
特徴:
・乳製品と香辛料のバランスが取れている
・ベジタリアン向け(マッシュルーム)や手軽なタンパク源(卵)を使用
文化的背景:
・都市部での食生活の変化を反映
・伝統的なレシピの現代的アレンジ

筆者が行ったClaude AIの総合分析結果から抜粋

驚きは、これらの軸で分類すると図2のように南インドと北インド料理の特徴がわかると教えてくれたのです。しかもバックチェックすると正しい情報のようでした。
この発見は、私にとって衝撃的でした。レトルトカレーを通じて、インドの地域性や文化の違いを味わえるなんて!無印良品が「世界の食文化に学ぶ」というコンセプトで商品開発をしていることに、こんな形で気付かされるとは思いもよりませんでした。

新しい楽しみ方:無印カレーの味わい冒険

私の中で何かが「カチッ」とはまった感覚がありました。抱えていた問題の解決が見えてきたのです。
これはAIが提案した、いわば新たな無印カレーの楽しみ方です。この新しい知識を活かして、無印良品カレーをより深く楽しむ方法を考えました。

A. 地域別味わい比較:北インド風のバターチキンと南インド風のケララチキンを食べ比べてみましょう。地域による味の違いを楽しめます。

B. スパイス度数チャレンジ:香辛料の複雑さが高いカレーから順に挑戦してみるのはいかがでしょうか?舌の上で繰り広げられるスパイスの饗宴を楽しめます。

C. クリーミー度満喫コース:乳製品の豊かさを軸に、マイルドなものから濃厚なものへと味わいを深めていくのも面白いですよ。

皆さんは、どんな楽しみ方を見つけられそうですか?コメント欄で、あなたのお気に入りの無印良品カレーと、その魅力をぜひ教えてください。

挑戦してよかった:AIが明かした無印良品カレーの隠れたテーマ

今回の分析を通じて、無印良品のレトルトカレーが単なる手軽な食事以上の側面を持っていることが分かりました。それは、インドの多様な食文化を身近に体験できる「味の旅」であり、同時に現代の食生活に合わせて進化を続ける「食の実験場」でもあるのです。

AIの力を借りて、こうしたレトルトカレーの奥深さを発見できたことは、私にとって大きな驚きでした。これは、私たちの日常に溶け込んでいる商品の中にも、まだまだ発見の余地があることを示しているのではないでしょうか。

デジタルで変わったこと:生成AIがもたらす新しい商品分析の可能性

どちらかという情報過多の現在。
今回は無印良品のカレーの分析で、生成AIの意外な才能がわかりました。多種多様なスパイスを用いた複雑な風味の本格カレーを、2軸のマトリクスで説明しなさいという無理難題を、見事に解いて見せてくれたのです。
使用したのは、Webページに載っていた原材料名のみ。結果として、デジタル情報だけで、料理や文化、商品開発の背景といったアナログの情報をうまく表現してくれました。

生成AIをうまく使いこなせば、企業のメッセージや商品の特徴をこれまで以上に分かりやすく直感的に伝えられる可能性を秘めていると思いました。

最後に、私たちの身の回りにある「当たり前」の商品の中に、実は驚くべき工夫や深い意味が隠されているかもしれません。AIの力を借りて、そんな新しい発見の旅に出てみるのはいかがでしょうか?
カレー好きの皆さん、次は無印良品のカレーコーナーで、新しい視点で商品を見てみましょう。きっと、これまでとは違った楽しみ方が見つかるはずです!
最後までお読みいただきありがとうございました。

※この記事は2024年9月15日に執筆されました。商品情報は執筆時点のものです。最新の情報は無印良品の公式サイトでご確認ください。

参考:AI分析に用いたデータ

マッシュルームマタルカレー 原材料名 : マッシュルーム水煮 (中国製造) 、クリーム、炒めたまねぎ、発酵乳、野菜 (グリーンピース、にんにく) 、黒目豆、トマトペースト、なたね油、香辛料、乾燥炒めたまねぎ、食塩、おろししょうが、砂糖、全粉乳、でん粉、ピーナッツペースト、小麦粉、酵母エキス 本品に含まれるアレルゲン : 小麦、乳成分、落花生、大豆

パニールバターマサラカレー 原材料名 : チーズ (国内製造) 、クリーム、炒めたまねぎ、ギー (バターオイル) 、トマトペースト、乾燥炒めたまねぎ、なたね油、おろししょうが、にんにく、小麦粉、食塩、砂糖、コリアンダー、でん粉、クミン、チーズ加工品、カルダモン、シナモン、ターメリック、クローブ、黒コショウ、フェンネル、赤唐辛子、白コショウ、メース、ローレル 本品に含まれるアレルゲン : 小麦、乳成分、大豆

バターチキンカレー 原材料名:蒸し鶏肉(タイ製造)、トマトペースト、カシューナッツペースト、ギー(バターオイル)、クリーム、砂糖、トマトケチャップ、トマトピューレー、炒めたまねぎ、でん粉、食塩、チキンエキス、パプリカ、小麦粉、クミン、コリアンダー、おろししょうが、にんにく、カルダモン、シナモン、ターメリック、黒コショウ、クローブ、カスリメティ、ビッグカルダモン、フェンネル、メース、ローレル、(一部に小麦・乳成分・カシューナッツ・鶏肉を含む)

たまごカレー 原材料名 : 味付けゆで卵 (国内製造) 、炒めたまねぎ、トマトペースト、なたね油、乾燥炒めたまねぎ、カシューナッツペースト、クリーム、コリアンダー、食塩、クミン、おろししょうが、たまねぎペースト、にんにく、カルダモン、シナモン、ターメリック、砂糖、黒コショウ、フェンネル、クローブ、赤唐辛子、白コショウ、ナツメグパウダー、メース、ローレル

マトンキーマカレー 原材料名 : 羊肉 (オーストラリア) 、炒めたまねぎ、トマトピューレー、なたね油、ココナッツミルクパウダー、野菜 (にんにく、ピーマン) 、おろししょうが、食塩、でん粉、コリアンダー、小麦粉、フェンネル、ターメリック、シナモン、クローブ、アニス、黒コショウ、クミン、カルダモン、酵母エキス、赤唐辛子、レモン濃縮果汁 (一部に小麦、乳成分を含む)

ケララチキン 原材料名 : 蒸し鶏肉 (タイ製造) 、野菜 (じゃがいも、にんにく) 、ココナッツミルクパウダー、炒めたまねぎ、トマトペースト、ローストココナッツ、なたね油、香辛料、おろししょうが、チキンエキス、食塩、砂糖、でん粉、発酵調味料パウダー (一部に乳成分、鶏肉を含む) 


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