【脳の仕組みを理解してステップアップ!】
みなさん、こんばんは。パパコーチングの濵田一幸です。
今日はですね、脳の仕組みを理解してステップアップ!という内容です。
今日の話の流れは、
1.自分を知ることの大切さ。
2.脳の構造はこうなっている!
3.脳の構造を知って思い通りの人生を生きよう!
という内容になっております。
それではまず最初は「自分を知ることの大切さ」というお話からです。
芸能人の武井壮が前にテレビでやってたんですが人は身体を思うように使えていないから、もっと自由に使えるように鍛えると良いと言ってたんです。特にスポーツ選手とかには良いと!例えば両手を広げて水平にする、180度にしてくださいと言ってもなかなか水平になっている人って少ないんですよねー。
これが120度とかになると本当にできる人って少ないんです。
こういった細かいところに意識を働かせることの重要性はスポーツ選手でもない私でも感じてましたので、すごく印象に残っていました。
身体だけでなく、更に自分自信を知るためには内面の部分も知ることが必要なはずです。そこで今日は内面の部分で私がコーチングで受けた脳の仕組みを知ることで自分自身を知るという事をしていきたいと思います。
アメリカの医師で神経科学者のポール・ドナルド・マクリーンが提唱した三位一体論というものは、脳はおおよそ3層構造になっており、 人間は進化とともに新しい脳を獲得したという仮説を言っています。
1.脳幹…爬虫類脳(反射脳)は生きるための脳
2.大脳辺縁系…哺乳類脳(情動脳)は感じるための脳
3.大脳新皮質…人間脳(理性脳)は考えるための脳
という、3つの脳を同時に併せて持っているとしています。
ではそれぞれの特徴を見ていきましょう。
まずは一番古いとされている爬虫類脳は自律神経の中核である脳幹、大脳基底核、脊髄によって成り立っています。本能を司る脳で主に生命維持の役割を担っています。無意識でする心拍、呼吸、体温調整や食べ物、飲み物を摂る事などに関係しています。特徴として縄張りに対しての防衛本能があったり、先祖の記憶に満ちているため過去の経験則にこだわり、新しいことは嫌いという性質があります。
この性質のおかげで私たちはせっかく目標を掲げたのになかなか新しい行動にチャレンジできないという事態に陥りがちです。
次に哺乳類脳についてです。この脳は爬虫類脳の次に古い脳とされていて脳の中央に位置しています。喜び・愛情・怒り・恐怖・嫌悪といった衝動性の感情をコントロールしています。この脳の特徴としては群れで行動することです。哺乳類脳によって得られる愛情という情動は自分に近い遺伝子を継承する確率を高めることに役立ちます。これは子育てをする集団行動や非力な子供の育児や保護といった母性的な欲求・本能の源泉です。また群れのトップであればより確実に自分の遺伝子を残すことに繋がりますし優秀なリーダーに付き添えば種を守ることにつながります。私たちがコミュニティを築いたりトップになろうとか自分を重要な存在だと思われたいのは、この哺乳類脳が関係しているのかもしれませんね。
そして最後、人間脳はもっとも新しい脳とされています。脳の一番外側にあります。大脳新皮質の両半球(右脳・左脳)から成り立っていて、認知能力、言語機能、学習能力、創造的思考能力、空間把握能力をコントロールしています。いわば考えるための脳と言えます。私たち人間と動物を隔てるものは自分自身について考える内省能力であり、内省によって得られる未来への思考能力です。自分自身や未来を考える能力があるからこそ、理性的であり、学習したいと感じ、目的意識を持って行動することができるのです。もし未来への思考力がなければ禁煙しようとか、ダイエットをしようとか、将来を見据えて勉強するようなことはできません。
また、3つの脳の働きから、人間の三大欲求がわかります。
爬虫類脳は生命維持のために安全意識が働きます。飲食の欲求、身の危険が迫ったら反射的に体が動きます。とにかく安全でいることがこの脳の欲求です。
哺乳類脳は情動が生まれることで仲間意識が働きます。愛情を感じ仲間と協同することで種の存続につながります。仲間を作ることがこの脳の欲求です。
人間脳は未来的な思考ができることで目的意識が働きます。目の前の本能の支配から逃れ未来のために行動をしようとします。成長すること、これがこの脳の欲求です。
ではこの3つの脳はどのような関係性があるのでしょうか。
人間脳は最も高次で複雑な情報処理を行う部位ですが、実際は人間脳だけでは高度な情報処理はできず、哺乳類脳や爬虫類脳などと連動しながら高次な情報処理を実現していると考えられています。要は3つの脳は切り離して機能させることはできないということです。そしてそれは人間の苦悩だとマクリーン氏は言っています。
なぜなら人間は進化が速すぎたために、3つの脳の連携が上手くいかず、度々影響力の大きな爬虫類脳や哺乳類脳に支配されると考えられたからです。
例えばあなたがダイエットのために毎日朝早く起きてマラソンをしようと考えます。
3つの脳を切り離せるとしたら人間脳だけが働いて淡々とマラソンをするはずですが、爬虫類脳は「なんで今までと違うことをするんだ?もっとゆっくり寝よう」となり、哺乳類脳も「マラソンって面倒だから嫌い」と抵抗します。
その結果、無理して朝早く起きてマラソンなんてしなくていいかとなってしまい挫折してしまいます。
逆に言えば爬虫類脳と哺乳類脳をうまく連動させることができれば目標達成はしやすくなるということです。でもダイエットなどうまく成功したという人って少ないですよねー。ついつい朝早く起きれなくて走らなくなってしまいがちですよねー。
なぜ新しい脳が負けてしまうのかというと、古い脳の影響力が圧倒的に強いからなんです。
生命維持がまず大切。そして愛情など情動が現れて種の保存につながり、最後にできた新しい人間脳は一番影響力が少ないのです。
このように爬虫類脳と哺乳類脳である古い脳は無意識に働く力で、人間脳である新しい脳は意識をすることで働く力なのです。
これは新しい脳が意識で古い脳が無意識と言い換えることができます。
心理学では、顕在意識と潜在意識という言い方をします。
前にもお話しましたがこの潜在意識を変えることができれば、すなわち古い脳の爬虫類脳、 爬虫類脳を変えることができれば、現状を突破してステップアップすることが
可能です。
ではどうやって新しい人間脳が古い脳に勝って、今よりもステップアップできるので
しょうか?
それは古い脳の特性を利用するのです。
古い脳である哺乳類脳は好き・嫌いという感情を司っています。
例えば甘いものが嫌いな人は甘いものを食べようとはしませんし、走るのが好きならマラソンは続けられますし、ゲームが好きな人は夜更かししてでもゲームをやり続けることができます。こう考えれば当たり前ですが、目標とする行動が大好きになれば自然と古い脳の意向に沿った行動が生まれ、自然と思い通りの結果になるということです。
なので、目標を達成したいのなら、そのことを努力するのではなく、大好きになることが重要なのです。
そしてアファメーション、自己暗示をして目標を好きにしていくのです。
年収1億円が目標の場合、より具体的にイメージをして、それを手にしている自分を臨場感を持って感じます。
例えば、「不動産事業で都心のビルを売買していき、年収1億円を手にしている自分が大好きだし、自分らしいし、清々しい」という感じでその達成した時の気持ち、情動を入れます。
それを言葉でいったり、紙に書いて壁に貼ったり、常に目標を意識できるようにして古い脳に刷り込みをしていく。
これが古い脳に好きと思わせる方法です。
ぜひやってみてください。そしてステップアップしてください!
はい、以上で脳の仕組みを理解してステップアップ!というお話を終わりますが、皆さん如何でしたか?
コーチングを通じてまずはご自分の生きたいように人生の目標、ゴールを設定して、思い通りの人生を過ごす。子供とより良い関係性を築けたり、経済的にもっと余裕を
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