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短編小説 カリカリ梅

1. 梅雨明けの朝

いつものように目が覚め、窓の外を見ると、木々の葉っぱが太陽の光を浴びてキラキラと輝いていた。梅雨明けを感じさせる、澄み切った青空が広がっていた。

「今日も一日頑張ろう」

そう呟きながら、冷蔵庫からカリカリ梅を取り出す。梅の爽やかな酸味が、夏の到来を感じさせる。カリカリとした食感が心地よく、口の中に広がる酸味と甘みが、疲れた体をリフレッシュさせてくれる。

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