国立大学のトイレ事情
財源がなくトイレの改修もできないというニュースを見て、驚いた。
トイレの改修なんて、いの一番に取り組んでもらいたいところだからだ。
財源不足が、運営費交付金が減らされたと言うのはわかるが、それなら学費を上げるか、学生数を増やすか、そうでもしなければ改善する見込みはないと思うのだが。
それぞれできない事情もあるとは思うが、それならほかに何かできることはないものか。
卒業生からの寄付を募るなんてことは、やっているんだろうけども、それよりもが学校の資産となるものを使うことはできないか?
教室、講堂、図書館、グラウンド、体育館、食堂等は、レンタルとして一般に開放できないものか。
生徒ではなくても、大学の授業を受けたい人はたくさんいるんじゃないか?
一般人も受講できる講義があっても良いのではないか。オンライン授業でも良いし、動画配信で課金してもらう方法もあるんじゃないか?
経営学やマーケティングの授業もあるんだろうから、まずは学内の財務状況を改善する実地の取り組みを進めてはどうか。
ところで、このトイレ事情。
毎日利用するものなのだから快適に使いたい。国立大学に限らず、トイレ事情は、あらゆるところでの判断基準にもなっていると思う。
私事ではあるが、旅先のホテルを選ぶときには、必ずチェックする項目でもある。温水洗浄付きトイレのあるなしによって、宿泊しようかどうかも迷うところだ。飲食店においても、あまりキレイでないトイレのところは、次も行こうとは思えなくなる。
今や、駅や空港、サービスエリアや道の駅でも改善が進み、キレイなトイレが設置されているところが多くなった。
キレイなトイレがあるというところは、集客の一つとなっているのかもしれない。
すでに『温水洗浄付きトイレ』は、日本が誇れる文化でもあろう。
これは、世界中に広めてもらいたい。
海外の、そこそこ良いホテルに宿泊しても、温水洗浄付きトイレでなかった時に無念さを感じているのは、私だけではないはずだ。