ASKOの洗濯機をDIYで修理する:給水バルブの交換
いつか誰かの役に立つかもしれない記事を。
実は私、ASKOというスウェーデンの家電メーカーの洗濯機W2084を使用している。
水温を90℃まで設定できるのでカビも全く気にならないし、なんたってかっこいい。
購入して3年ほど経つのだけれど、数日前から洗濯が終わっても「柔軟剤がケースの中に残ってる」ような気がすることに気付いた。
しばらくは気付かないふりをしていたのだけど、ついに毎回、ほぼ全量が残るようになってしまい、対処法を調べてみることに。
ミーレなどのヨーロッパ系メーカーの修理を依頼すると、部品代とは別に作業料+出張費で3万円が相場とのこと。はっきり言って高い。
検索を続けるとどうやら原因は給水バルブの故障らしく、youtubeで交換作業を解説してくれているナイスガイを発見。
作業自体はめちゃ簡単なので、自分で修理することに。
次に部品の調達に取り掛かる。
これまたどっかのナイスガイがパーツリストを公開してくれており、それらしい部品番号を見つけることができたので、1度洗濯機を開けて確認。部品番号は「269514」ということを確認した。
実際に部品を購入するのはちょっと難航した。
まずはUK、ドイツ、オランダ等のamazonで検索するも売ってない。
次に個別のサイトを探す。
カナダのサイトでInternational shippingしてるところを発見するが、日本への送料が150ドルもするのでパス。
フランスのサイトで安く販売しているところがあったが、配送エリアがヨーロッパ周辺しか書いていない。「JAPANに送ってくれる?」と問い合わせするも無理とのこと。残念。
最終的にはオーストラリアのサイトで日本にも発送できるお店を見つけたので、一応レビューと実在する企業か確認して、問題なさそうだったので注文した。
送料込みで約180オーストラリアドル、日本円で18000円ほど。
即日発送、と書いてあったけど本当に早くて、注文して数時間後には発送しましたメールが届き、検索を開始して4日後には自宅まで届いた。
作業はyoutubeの通り、クルクルっとしてパチっとして完了。
作業してみてわかったのは、ASKOというメーカーの修理しやすさ。そもそも部品を交換する前提で設計しているのがいかにもヨーロッパ的で、すごく好感を持った。
3万円が浮いたのか18000円が消えたのかはわからないが、経験はプライスレスということで。
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