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食パンを切るなら包丁を温めよう!

こんにちは。
岩手県盛岡市にある石窯ベーカリー【PanoPano】です。
子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで幅広い世代に親しまれるパン屋を目指して、毎日100種類のパンを焼いています。

PanoPano外観写真

前回に引き続き、お客様からのお問い合わせの多い食パンに関する疑問、それが「ブロックの食パンってどうやったら上手に切れるの?」

パンナイフなんてないし、まっすぐに切るのは難しそう・・・なんて、避けている方も多いのでは?

そんな方へ、いくつかのポイントを押さえるだけで自分でも簡単に、きれいに切れる、食パンのスライス方法をお教えします!

ブレッドナイフは必要なし!お家にある包丁で切れる

そもそもうちに専用のブレッドナイフなんてない!という方も多いのではないでしょうか。

大きな食パンをきれいな断面にカットするには、パン屋さんが使っているような長くてギザギザのナイフが無ければだめな気がしますよね。でも実は、あることをするだけで、普通の包丁で充分きれいにスライスができます。

そのあることとは、ずばり「包丁を温める」

包丁をお湯で包丁を温めましょう。布巾をお湯で濡らして包むのもGOOD!
包丁の温度が50度以上になるのが目安です。

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食パンを切る前に包丁をあたためることによって、包丁が当たる部分のパンの油分が溶け、刃が当たった部分がきれやすくなるのです。

包丁をお湯で温めた場合は、食パンを切る際にしっかりと水気をふき取ることを忘れずに。

なお、包丁を温める際に直火に近づける方法は、包丁を痛めてしまう恐れがあるためおすすめしません。

包丁選びのポイント

切る食パンよりも刃渡りが長いものを選びましょう。

実践!包丁で食パンスライスの手順

1、食パンを横向きに置く

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2、全体を見ながらねらいを定める

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好きな厚さを決め、包丁をあててイメージをします。
このとき、まな板・食パン・包丁を並行におくことがまっすぐに切るコツです。真上から全体を見ると包丁の入る角度がまっすぐかどうかが分かりやすいです。

3、包丁を大きく動かす

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包丁の刃全体を使いながら、手前に引くように切ります。

このとき、必ず包丁を大きく動かすことがポイント。細かく動かすと、断面がガタガタになってしまいます。

包丁の重さだけで切るようなイメージで、パンをつぶさないようゆっくり大きく動かしましょう。

包丁で食パンスライスの注意点

意外と簡単にスライスできる食パンですが、この方法が使えない場合があります。

それは、「焼き立てのとき」

焼き立ての食パンは、とっても柔らかいため、手や包丁で力が加わると簡単つぶれてしまいます。また、包丁を温めることで油分を溶かす方法も、焼き立ての食パンには通用しません。

パン屋さんがせっかく焼き立ての食パンをすぐには切らず、かたまりのままおいているのはこのためです。焼き立てほかほかのパンは、さすがのパン屋さんでもスライスできません。

食パンをスライスする場合は、しっかり冷ましてからが鉄則です。

まとめ

専用のパンナイフが家になくても、包丁を温めるだけで、簡単にきれいに食パンがスライスできます。

切るのが不安でブロックの食パンはなかなか手が出せないという方も、ぜひお好きな厚さで食パンを楽しんでくださいね!

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