冷蔵庫はNG!食パンの正しい保存方法
こんにちは。
岩手県盛岡市にある石窯ベーカリー【PanoPano】です。
子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで幅広い世代に親しまれるパン屋を目指して、毎日100種類のパンを焼いています。
さて今日は食パンのお話です。
ここ数年でよく目にするようになった「高級食パン」。そのほとんどがスライスをしていない焼いたままの姿で売られています。
好きな厚さに切って食べられるのは嬉しいけれど、一度に食べきれないという人も多いのではないでしょうか。
しかし、食パンは保存方法を間違えるとパサパサになっておいしさが半減してしまいます。
やっぱり食品の保存といえば冷蔵庫?
食パンをおいしく保存する方法をお教えします!
食パンの冷蔵保存はタブー
痛むのを防ぐには冷蔵庫が良いような気がしますが、食パンの冷蔵保存はやってはいけません。これは、食パンに含まれるデンプンが老化するのが0℃~5℃だから。ちょうど冷蔵庫の温度帯です。
また、冷蔵庫内は乾燥しているため水分が抜けやすく、食パンがパサパサになる原因になります。
食パンの保存は「冷凍庫」で!
食パンのおいしさを保ったまま長期保存するには、冷凍庫がおすすめです。
ただし間違った方法で冷凍保存をすると、においが移ったり冷凍焼けを起こしたりしてしまうことも。
正しい手順でおいしく保存しましょう!
1、パンナイフでお好きな厚さにスライスする
2、食パンを1枚ずつぴったりとラップで包む
3、チャック付き保存袋に入れて、冷凍庫に保存する
1枚ずつラップで包んでから密封することで、乾燥やにおい移りを防ぐことができます。
食パンをおいしく冷凍保存するためのポイントは2つ
・スライスしてから冷凍保存すること
・焼き立て後なるべく早く冷凍すること
食パンをブロックのまま冷凍すると、解凍するのに時間がかかってしまいます。食べる分ずつスライスをしてから冷凍するのがおすすめです。
また、食パンは常温で保存していても水分が抜けパサパサになってしまいます。そのため、なるべく早くに冷凍することで、焼き立てのおいしさを保つことができます。
数日たって食べきれなくなってからではなく、買ってすぐに冷凍するのがおすすめです。
冷凍食パンの解凍方法
冷凍保存した食パンは、凍ったままトーストしましょう。
冷凍庫から出してすぐにトーストすることで、食パンの水分を保ったまま解凍することができます。
予熱をしておくとさらに熱がとおりやすくなります。
食パンの冷凍保存期間
冷凍庫に入れることで長期保存できるとはいえ、あまり長い期間冷凍庫に入れておくと風味が悪くなったり冷凍焼けを起こしてしまうことがあります。
なるべく早く食べきるようにしましょう。
おいしく食べられる目安は、約2週間です。
まとめ
まるっと1本の食パンが手に入ったら、食べきれない分はなるべく早くに冷凍保存をして、おいしくいただきましょう!
食べきれないからと1本の食パンをためらっていた方も、安心しておいしい食パンを買いに行ってください。
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