『パンのトリセツ』編集員(池田浩明 | 山本ゆりこ)

『パンのトリセツ』の著者、パンラボ主宰 池田浩明と菓子・料理研究家 山本ゆりこです。パンを食べまくり、パンについて書きまくっている池田とパリで12年暮らした間に欧州諸国を食べ歩いた山本が、パンの食べ方を紹介します。モットーは「あなたのパン必ずおいしくして差し上げます!」。

『パンのトリセツ』編集員(池田浩明 | 山本ゆりこ)

『パンのトリセツ』の著者、パンラボ主宰 池田浩明と菓子・料理研究家 山本ゆりこです。パンを食べまくり、パンについて書きまくっている池田とパリで12年暮らした間に欧州諸国を食べ歩いた山本が、パンの食べ方を紹介します。モットーは「あなたのパン必ずおいしくして差し上げます!」。

最近の記事

ヴァレンタインデーに♥ パンで作るチョコレートケーキ

このコラムは単行本『パンのトリセツ』(誠文堂新光社)を参照にしつつ進めていきます! 本を持ってない方でも楽しめますし、本を持っていれば、なお役立つようになっています。 来週月曜、2月14日はヴァレンタインデーですね。みなさん、チョコレートの準備はできていますか?まだだった!どうしよう!って方、この「パンで作るチョコレートケーキ」、チャレンジしてみませんか? そろえる材料は3つ ①食パン……6枚(耳なしの12枚切り/約9.5cm角・厚さ約1cm)  1.ブリオッシュ食パン

    • 干し柿で作る「ものぐさのフルーツサンド」

      このコラムは単行本『パンのトリセツ』(誠文堂新光社)を参照しつつ進めていきます! 本を持ってない方でも楽しめますし、本を持っていればなお役立つようになっています。 フルーツサンド作るのって超めんどくさくないですか? きれいにできないとテンション下がるし、きれいに作るためには超気合を入れないといけないので、結局、コンビニとかメルヘンで買ったほうがいいやってなりがちなんですよ。 そこで、僕のようなめんどくさがりでも一瞬で作れるフルーツサンドイッチをお教えします。 フルーツサン

      • 「パンに合うカレー」を自作してみたら、絶品だった !その1

        このコラムは単行本『パンのトリセツ』(誠文堂新光社)を参照にしつつ進めていきます! 本を持ってない方でも楽しめますし、本を持っていれば、なお役立つようになっています。  「パンとカレー」というと、まず「カレーパン」が挙がりますよね。前回の記事では、パンラボの池田さんが、KALDI「ぬって焼いたらカレーパン」を自作したらうまかった!で、この人気商品の自作レシピを公開してくださっています。では、私の探求すべき「パンとカレーとは?」と自問自答し、「パンに合うカレー」をさらに探求す

        • KALDI「ぬって焼いたらカレーパン」を自作したらうまかった!

          このコラムは単行本『パンのトリセツ』(誠文堂新光社)を参照しつつ進めていきます! 本を持ってない方でも楽しめますし、本を持っていればなお役立つようになっています。 www.amazon.co.jp/dp/4416519265 人気すぎて買えない!カルディで売ってる「ぬって焼いたらカレーパン」が人気を呼んでいるそうです。 そう聞いて、僕も買いに行ったところ、売り切れていて買えず。 入荷日を待ってやっとゲットしたのです。 食パンに塗ってトーストしてみら、本当にカレーパンを食べ

          むき栗で簡単!モンブラン風フルーツサンド

          このコラムは単行本『パンのトリセツ』(誠文堂新光社)を参照にしつつ進めていきます! 本を持ってない方でも楽しめますし、本を持っていれば、なお役立つようになっています。 前回の記事でパンラボの池田さんが、比較的入手しやすいマロンクリームを、秋の運動会形式でご紹介されていましたね。ちなみに、私自身は、ボンヌ・ママンのクレーム・ド・マロン(マロンクリーム)のヘビーユーザーだったりします。前回の池田さんの栗ネタに続き、私は栗を使ったサンドイッチをご紹介。本物の栗からだと、とっても大

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          秋のマロンクリーム大運動会 手に入りやすい5種類を食べ比べ競走してみた!

          単行本『パンのトリセツ』(誠文堂新光社)からのスピンオフコラム。本を持ってない方でも楽しめますし、本を持っていればなお役立ちます。 www.amazon.co.jp/dp/4416519265 校長先生の開会あいさつ「全校生徒のみなさん! みなさんも、春には桜餅が食べたくなり、夏にはうなぎが、冬になればおでんが食べたくなると思います! そして、秋には栗が食べたくなりますよね! 先生もそうなのです! なんでそんなに食べたいのか? 先生にもわかりませんが、どうしてもそうなのであ

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          とうもろしやズッキーニ!夏野菜で作るクイックブレッド

           このコラムは単行本『パンのトリセツ』(誠文堂新光社)を参照にしつつ進めていきます! 本を持っていない方でも楽しめますし、本を持っていれば、なお役立つようになっています。 www.amazon.co.jp/dp/4416519265  「クイックブレッド」ってご存知ですか? クイックブレッドとは、パン酵母(イースト)の代わりに、ベーキングパウダーやベーキングソーダ(重曹)を使って膨らませたパンのことです。混ぜて焼くだけ、発酵の時間がいらないので「クイックブレッド」。アイリッ

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          夏でも食欲が湧く「きゅうりのフルーツサンド」(自家製クリームチーズで)

          暑い日でも食欲が湧く4つの法則このコラムは単行本『パンのトリセツ』(誠文堂新光社)を参照しつつ進めていきます! 本を持ってない方でも楽しめますし、本を持っていればなお役立つようになっています。 www.amazon.co.jp/dp/4416519265 まだまだ暑いですよね。 特に夏の終わりは、暑さに加え、冷たいものの飲み過ぎで胃の働きまで悪くなり、なにも食べたくない、なんて日もあります。 そこまでいかなくても、なんとなく食べ物が喉を通らない感じだったり。 特にパンは、飲

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          夏の朝にぴったり! 残った食パンと豆乳で台湾朝食

          最近、台湾ブームですよね。 いま池田がどハマりのものに鹹豆漿(シェントウジャン)=豆乳のスープと、油条(ヨウティヤオ)=揚げパンがあります。 台湾の朝食の定番で、大豆のミルキーさと小麦のミルキーさが溶け合って、すごくいいのです! 豆乳とパンが合うって、聞いただけだと想像つかないと思いますが、食べたが最後、どはまりしてしまいます。 東京にいくつかできた専門店をほぼまわりつくし、食べまくりました。 で、「これ、家で作れたら最高だなー」ってやってみたら、超簡単でした! 最初は、「ス

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          コンフィチュール(ミックスベリー編)

            今回は、毎月1回配信のコンフィチュールの日です。日本では「コンフィチュール」というと「ジャムの高級ヴァージョン」みたいなイメージがあるかもしれません。でも、フランスでは、昔から作られてきた果物の保存食。日本のお母さんが旬の野菜でお漬物を仕込むような感覚で作られてきたものです。今の日本で、習慣的にお漬物を漬ける家庭が減りつつも、田舎ではまだまだ漬ける家庭があること。そして、流行的に「ぬか漬け」などを作る人が増えているといった現象は、今のフランスにおけるコンフィチュール作りに

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          コンフィチュール(ミックスベリー編)

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          パンの耳を救済!リサイクルキッシュ

           サンドイッチを作ったときに出るパンの耳を、キッシュの生地にしてしまおう!というパンラボ池田さんからのご提案企画です。作ってみるとパンの耳ならではのメリットもあって、わざわざパンの耳を使って作りたくなるようなキッシュに仕上がりました。ところで、「キッシュ」がフランス料理だということは、みなさんもご存知だと思いますが、うんちくを少々。

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          雨の日こそパン屋に行くべきだと思う理由と、世界一のパン職人に教わったバゲットの食べ方

          梅雨の季節。雨の日が多くて気分が落ち込みがちですよね。そんなときは考え方を変えてみてはどうでしょう。雨が降っているからラッキー。そう思えるようなことがあれば、梅雨だって元気に過ごせそうですよね。 雨が降ってると「濡れるからパン屋行くのやめよう」と思うじゃないですか。そういうときこそ、僕はパン屋に行きます。理由は、雨の日はお客さんが少ないために、遅い時間でもパンが残っており、人気のパンも選び放題だから。微力ながら、ロスになるパンを減らして、パン屋さんを助けたいという気持ちもあ

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          コンフィチュール(アプリコット編)

           6月にフランスを訪れると、頬紅をさしたような橙色のアプリコット(あんず)の山を、あちこちで目にします。洗って水滴をふり切り、そのまま頬ばるのが好き。10個、いや20個はペロリです。今日は「アプリコットのコンフィチュール」がテーマですが、まずは、私がそのおいしさの虜になった2つのエピソードをお話したいと思います。

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          『パンのトリセツ』編集員、noteをはじめさせていただきます。

          はじめまして。「あなたのパンを必ずおいしくして差し上げます!」のキャッチで、5月25日に発売された『パンのトリセツ』(誠文堂新光社刊)の著者、菓子・料理研究家の山本ゆりこです。これから、もうひとりの著者であるパンラボの池田浩明さんと「パンのトリセツ編集員」として、『パンのトリセツ』にまつわる記事をお届けしたいと思っております。 第1回目は、『パンのトリセツ』を出版することになった経緯にはじまり、これからnoteでどんなことをお伝えしていきたいのかを書いていきます。 今から

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