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家庭最優先のわたしがおひとりさま時間を過ごしてみたら…

こんにちは。ぱんのおみみです。

9月に入りましたね。
一年があっという間過ぎて、少々引いております笑

結婚して15年。
ずっと夏休みは家族で過ごしておりましたが、今年は一味違った夏に。

普段は”家庭最優先”で動いているわたし。
諸々の諸事情でふいにできた1週間の「おひとりさま」の時間。

育児の折り返しを迎え、これからどうしたいかを考えるいいタイミングとなりました。

今回はそんな様子をお伝えできたらと思います。
ぜひゆる〜くお付き合いくださいませ。


15年ぶり!夫婦ふたり旅へ

界 遠州

2024年の1月より、夫が上海に単身赴任しております🇨🇳

海外単身赴任と人に伝えると「ワンオペ大変だよね」「さみしいよね」「ぶっちゃけ楽だよねw」なんていろんなことを言われるのですが、なんせ日本から3時間の距離。

出張が多く、すでに4回一時帰国しております(赴任から8ヶ月)。

出張にくっ付ければ交通費は会社もちですしね。あざす。

海外赴任しているというよりも「長めの出張に行っている」感覚。なので当初よりもさみしさは消えました。

今回の一時帰国も出張にくっつけて取得。
お盆の連休と合わせて2週間ほどでした。

ただこれまでとひとつ違うことがありましてね。

『息子の不在期間がある』

後述しますが、息子が夏休みにトロントに短期留学へ行きました🇨🇦

よって何が起こるか。

”夫婦ふたり時間ができる”

これを喜ぶ人もいれば、気まずく思う人もいることでしょう笑

個人的には喜んでおりましたが、なんせ息子が生まれて14年。
ふたりで過ごしたことがほぼないわけですよ。

”何を話すんだろう?”
”気まずいのかしら?”
”怒られるかな?”
 ←ずいぶん増量したから笑

なーんて思っていたのです。

とりあえずせっかくだから落ち着いた宿にでも行きましょうということで、予約したのがこちら。

実は当初「星のや 京都」を予約しようと思ったのです。
そうしたらね、お盆期間の2泊はえっらい金額でした😂

星のやはもう少し歳を重ねたらでいいかなということで、車で行ける距離を選択。

まったり過ごした様子は動画に残しておりますので、よろしければどうぞ。

勝手にふたり時間を懸念しておりましたが、おそらく夫も同じように思っていたことでしょう。

自分が思って、相手が思わないわけはありません(だから不満を垂れる前に自分が直さないとアカンですよ)。

結果、むしろかつての自分たちに戻ったような感じ。
思った以上に普通に話せたし、普通に過ごしました。

あ、一度ケンカとまではいきませんが話し合いはしました。
内容は「子育てについて」ですが。

今後の方針を決め、どうサポートするか。
そんな話をしておりました。

やっぱり人を一人育てるって大変なんですね。
なんなら一大プロジェクトですよ。

家族はチーム!と常々思っていますが、改めて感じた一コマ。

同時に「子育てが終わったらこんな風に過ごすのかな」なんて疑似体験もでき、いい時間が過ごせたかな。

息子が中学生であるこのタイミングだからこそ、それもまたよかったのかもしれません。

息子、海外短期留学へ

トロント大学、かっくい〜!

この夏はたまたま1週間単位で、過ごす人数が変わりました。

・家族で過ごす1週間
・息子がいない1週間
・おひとりさまの1週間

息子はお盆の連休前にカナダ・トロントへ。

普段はとあるスクールに通う息子。
超シャイボーイでございます。

小学校で苦戦し、中学でも苦戦するわけにはいかぬと進路を変えたのですが……スクールが性に合っていた様子。

メキメキとやりたいことができ、以前よりずっと明るくなりました。

想定外だったのは「ホームステイしてみたい」と言ったこと。
まさかそんなことを言い出すまでにたくましくなっていたとは。

春休みのセブ親子留学、GWの上海訪問。
そして夏のトロント短期留学。

息子、恵まれていますねぇ🤣

終始時差ボケに苦しんだようなのですが、とても楽しめたとのこと。

「帰りたくないと思うくらい、楽しかった」

この感想を聞いたときはうれしくて🥹

会話のキャッチボールが得意ではないので、留学中いろんなことを心配しました。でもその心配は必要なかったようですね。

親から離れた方がなんとかするタイプなのかもしれません(みんなそうか)。

この留学で「海外大学もいいな」と思ったようですし、「英語をがんばろう」とも思えたみたい。

離れていくのはさみしい部分もありますが、子はモノではない

子には子の人生があり、やりたいことを見つけ、それに向かって欲しい。

息子の将来を応援したいなと。

わたし自身は少々家族情勢に巻き込まれた部分があります。
だから家庭全振りでサポートしようと思ったし、行動にしている。

親は環境を作ることくらいしかできません。

その環境を通して、どう感じ、何を得て、どうなりたいのか。

決めるのは息子本人

環境を作らなければ変化はできません。
時間は待ってくれないですから

不登校になる前に手を打ちたかった。ただそれだけです。

別に不登校を否定しているわけではありません。
でも先にやれることがあるなら、行動に移した方がいいと思った。

もしそうなったとしてその環境に戻ることよりも、先に環境を変える選択をした感じです。

だから少し遠いスクールでも送り迎えしますし、集合が成田空港でも送り迎えします。そんなのは当たり前にやります。

そのためにこのはたらき方にしたんですから。
今回少ーしだけ報われた気がしました(まだこれからですけどね)。

一方で親しか取れない情報もあります。
わたしは大学の進路選択時に母が家を出ていました。

自分で情報を探し、自分で進路を決めました。
今思えばその情報はとても狭く、浅かった。

実はやりたいことは他にあったのです。でも気づけなかった。

母親の情報網って侮れないんですよ。
あのとき母に相談できていたら、もう少しわたしも違った人生だったかもしれません。

今は今でとても幸せですから、後悔はしていません。
ただし自分が親になったら絶対サポートするとは決めていました。

歴史を繰り返したくないから。

まずはひとつの入り口を開けたかなと。

息子の満足そうな顔は一生忘れられないな。
これからもたくさん経験しておくれ。

おひとりさま時間で感じたこと

MUJI HOTEL GINZA

夫が上海へ戻り、息子は留学中。

お迎えまで1週間ほど時間があったため、2泊ほど東京で過ごしました。

その様子がこちら。
ええ、ちゃっかり記録に残しましたよ?笑

何をするわけでもなく、特に観光をするわけでもありません。暑いし。

泊まってみたいところに泊まってみただけ。

これまでの旅行では夫がすべて手配してくれていました。
今回はすべて自分で手配。それがある意味新鮮で。

いろいろ気づけました。

・観光に興味ないタイプ
・作業はするけど短時間
・終始ぼーっとしていた
・街中を歩くのは好きだ

マイペースみたい、わたしw

基本飽き性。
仕事にしよう!と決意したり、気合を入れるとむしろモチベーションが下がる変な人です。

不思議ですね、だからなのか今わたしは何がしたいか分からない。

でもこのひとり旅を経て、こんなことは感じました。

”やっぱり家族が好きだな”

実家では家族みんな暮らしていました。
でも楽しかったか?と聞かれたら、つらいことの方が多かったです。

みんないる、なのにさみしい。
そんな感覚だったかな。

「お姉ちゃんはしっかりしているから」と言われ、成功は当然のこと。失敗は残念がられる。

外面は強そうに見えるから、弱さに気づいてもらえない。

強そうな仮面を被っていたから、たくさん損もしました。

進級が危ぶまれた時期もあります。なんとか超えましたが。

進学した先では完璧主義が祟り、ボロボロ。
そこに救世主のように夫が現れました。

ズバズバ直すべきところは指摘し、支えるときはしっかり支える。

彼に出会っていなかったらわたしは今いなかっただろうなと思うことは何度もあります。

そして改めて周りへ感謝も感じました。

単身赴任となり、息子と2人になったにも関わらずいつも気にかけてくれる夫のお父さん・お母さん・おばあちゃん。むしろ話す時間は増えたかもしれません。

なんせ敷地内同居&徒歩1分ですから。
人によっては逃げたいと思う人もいるかも笑

わたしは逆かな。
実家は環境が変わったため、ないものと思っています。

祖母とも縁を切りましたし。

だからこの環境は本当ありがたくて。

”わたしに何ができるだろう?”

そんなことをこの時間を通して考えるようになりました。

これからどうしたい?

上海での一コマ

ずいぶん語っておりますね。この章で終わりますので笑

要はこの夏、自分を考え直すいい機会になったのです。

その中で感じたことは以下の4点。

・夫の一時帰国は最高の環境で出迎えよう
・息子のサポートは引き続きがんばろう
・夫の実家に感謝して、できることを探そう
・自分自身をもっと好きになり、愛そう

特に感じたのは最後のこと。

「家庭全振り=自分は後回し」でずっと過ごしてきました。

正確には自分をみるのが怖かった

正直ね、わたし自分のことは多分好きです。
でもちょっとぷにぷにしてるからそこが嫌い。

鏡の前に立つ自分が嫌いなんです。
パーツは悪くないんです(自分で言う?)。
でもぷにぷにしてるから嫌なんです笑

現状、家事はこれまでより少ない。
仕事はほどほどにしても暮らせる環境。

なら今やれることは……そうだ、減量だ。

ここに行き着いたわけですよ(え、そこ?って思った?笑)

”自分を愛せずに人を、家族を、愛せますか?”
と自らに問いかけてみたのです。

深いこと言ってるつもり

答えは”ノー”。

というわけでわたしは絶賛減量中。

今回は以前のように変なことはしない。
知識から改めてみました。

実際結果に出てきておりまして(2ヶ月が経過し、体重-4kg・体脂肪率-2%)、最近は鏡を見るのが好きになってきました。

きっと姿が変わったら、もっと自分を愛せる。

ずっと避けてきたこと、かつ仕事を理由に向き合いもしなかったこと。

「やっぱりここにたどり着いたか」とは思いましたが、おそらく最終地点。

現在は『最終課題:減量の期間』でございます。

また結果が出たら記事にしますわ笑(すぐネタにする)。

目標はね、aikoのようにカジュアルな服をおばちゃんになっても着ること。

まさかおひとりさま時間でここに戻るとはね!あはは。

さて、やりますかね!

今回はここまで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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