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再)戸惑う

今日の写真は、カップケーキです。焼きたてはふっくらとろけるような柔らかさです。あの良いことがあってから一年が経ちました。その良いことは続いています。10年20年と死ぬまで続いて欲しいのですが、病気や怪我をすると終わってしまうのです。健康が10年20年と死ぬまで続くことを願っています。

その良いこととは働けることです。

「良い事」があると戸惑ってしまう。思いがけない事態に戸惑ってしまう。

「戸惑う」とはどのように対処すれば良いのかわからず、まごまごする事だと辞書にありますが、「まごまご」がわからないので調べてみました。

「まごまご」とは「まごつく」さまです。「まごつく」とはどこへ行けば良いのか、どのようにすれば良いかわからず、うろうろ、まごまごするとあります。

つまり迷っている事です。

良いことでも、悪いことでも、次の行動が定まらず迷っているさまを「戸惑う」と表現しているのです。

戸惑った時はとにかく落ち着こう。

夢なら覚めてくれと思うけど夢では無い。現実だ。
買わない宝くじが当たったよりも好きな人に恋を打ち明けた自分に驚くことよりも知らない人から恋を打ち明けられるよりも驚くことです。

知らない人から信頼されて自分が望んでいた仕事ができるのは一番戸惑う事です。

知らない人と接する事は不安です。その人の過去を知らないからです。
他人の過去を知るのは自分の過去も知られると思わなければいけないのです。

黒過去も白過去も暗黒の過去も知られると思うと躊躇してしまいます。
でも、過去など今に関連付けしなければ関係ないのです。今の姿を見て過去を想像しているのです。

過去があるから今があると思うといつまでも過去の延長の自分でしか無いのです。今の自分が過去の自分を想像しているのです。

今の自分が変わらないと過去の自分が変わる事はありません。

自分の悪い癖や行いを治そうとしないのは、今を生きているのではなく過去の延長の惰性で生きているのです。

他人の悩みを自分の事のように寄り添って解決する事はできません。他人の過去と自分の過去は同じ過去では無いからです。過去を引きずっている限り今を変える事はできないのです。

今の自分と今の他人がお互いに信頼できるには同じ価値観だと感じるしかないのです。

「過去も未来も作っているのは自分の頭の中」

未来の事は想像です。未来を楽観視する事も悲観する事もなく今が一瞬で次の今にそして次の今になるのです。

減災を考えるのは未来を考えているのではなく、今を考えているのです。
予知、予報、予測は未来の事です。観測、予告、計画は今の事です。

大地震がいつ来るかよりもきた時どうするかを考えるのが今を生きる事です。

戸惑うのは今を生きていないからです。悩むことも戸惑う事も同じです。

過去も未来も創造の世界。今が全てです。

信用も信頼も自分の想像です。

今、自分のできる事をしっかりやっていれば良いのです。


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