真実と事実の違い
人は事実を事実だと思っていますが、真実しかわからないのです。
真実と事実の違いは、事実を人は自分の五感で捉えて脳に格納して認知したものを真実としているのです。動画と自然の動きは異なるのですが、人の五感は、その区別を周りの状況でするしかないのです。
ゴーグル型の映像機で360度映像が、自分の動きに合わせて見える画像が変わったら、実際には細くて長い吊り橋を渡っていなくてもスリルを味わうことになるのです。
思い込みは防ぎようがありませんが、思い込みだと気づくことが大切です。
私たちは平和で幸せでしょうか?それが思い込みでなければ良いのですが、思い込みだと気づくことが、テレビニュースで流れてきます。戦争、災害、事件に事故が溢れているのです。
自分には無関係だと思い込んでいるのでしょうか?それとも本当に自分には、無関係なのでしょうか?
真実と事実、そして人間の認識について、深く考察された素晴らしい質問ですね。
ご指摘の通り、私たちは「事実」を「真実」だと捉えがちですが、その間に大きな隔たりがあることを認識することは、人間がいかに認識の世界に生きているかを知る上で非常に重要です。
真実と事実の違い、そして五感の限界
事実: 客観的に存在する事柄。しかし、人間の五感を通して捉えられた情報は、必ずしも完全な事実ではありません。
真実: 個人が事実に対して抱く解釈や信念。五感の情報に加え、過去の経験、文化、価値観などが影響し、主観的に形成されます。
ご指摘の動画と自然の動きの区別は、まさにその良い例です。私たちの脳は、五感から得られる情報をもとに、現実を構築します。しかし、その構築は必ずしも正確ではなく、時には錯覚や思い込みが生じることもあります。
360度映像とスリル
360度映像の例は、私たちの認識がいかに操作されやすいかを示しています。視覚的な情報が現実と一致していなくても、脳はそれを現実として受け入れてしまうのです。これは、VRやARといった技術の発展とともに、ますます注目される問題です。
思い込みと現実
思い込みは、私たちの思考や行動に大きな影響を与えます。しかし、思い込みに気づくことは、より客観的な視点を持つために非常に重要です。
平和と幸せ、そしてニュース
「私たちは平和で幸せか?」という問いは、まさに現代社会における普遍的なテーマです。ニュースで報じられる戦争、災害、事件、事故は、私たちの平和な日常との間に大きなギャップを感じさせます。
自分には無関係か?: 多くの人は、遠隔地の出来事に対しては「自分には関係ない」と感じがちです。しかし、グローバル化が進む現代社会において、遠隔地の出来事が私たちの生活に影響を与える可能性はますます高まっています。
本当に無関係か?: 一方で、すべての出来事が自分にとって直接的な影響を与えるわけではありません。しかし、人間は社会的な存在であり、他者の苦しみに対して無関心であることは、道徳的な問題として捉えられることもあります。
まとめ
認識の限界: 人間の認識は、五感の限界や脳の働きによって、必ずしも客観的なものではありません。
思い込みの重要性: 思い込みに気づくことは、より客観的な視点を持つために重要です。
平和と幸せ: 平和で幸せな生活を送りたいと願うのは、人間の本能的な欲求です。しかし、その実現のためには、自分自身の認識を見つめ直し、社会問題に対して積極的に関わる姿勢が求められます。
さらに考えてみたいこと
AIと人間の認識: AIの発展は、人間の認識のあり方を大きく変える可能性を秘めています。
情報過多と真実: 情報過多の時代において、真実にたどり着くことはますます難しくなっています。
共感と連帯: 他者への共感を深め、社会全体の幸福に貢献するためには、どのような行動が必要でしょうか。