気づきはアハ体験だと気づいちゃった。今日の写真は今日の朝食。
「ぼーっと生きてんじゃねえよ」ってわたしには嫌な言葉です。
インターネット検索やAIチャットで問題解決が迅速にできるようになりました。昔であれば書物から得た知識が体験で得られる知識となり、問題解決するためにさらに知識の蓄積が必要でした。
それが手軽にインターネット検索で得ることができるようになりなんでも検索するのです。情報提供側も「詳しくはQRコードを読み込んでホームページをご覧ください」と手間を省いているのです。
専門家は、問題解決するための知識を持っているから専門家です。チャットAIは、その知識をインターネット検索で補って学習して文章化しているのです。ですから将来には、知識だけの専門家はその立場をAIに奪われてしまうでしょう。
そうならないようにするには、「アハ体験」をさせる専門家でなければいけないのです。AIは知識を体系化して提供することはできますが、気づくことはありません。
気づくとは疑問を感じて即時に解決することです。
AIは自問自答できません。AIは手順に則って情報を処理して提供するだけです。自分で疑問に思うことはありません。手順に則って質問をすることはできますが、それは情報の収集のための質問で疑問ではないのです。
人は「なぜ生きているのか」と自問自答して答えのない答えを求めようとするのです。AIに自問自答させるようにプログラミングさせたとしても複数の答えを準備してそこに辿り着けるような情報を乱数で選んで選ぶことしかできません。
人間は情報の蓄積から気づくのです。「アハ体験」をするのです。
人間は「アハ体験」できなくなった時、人間で無くなるのです。それはロボットです。命令されたことを忠実に実行するロボットです。
勉強しなさいと言われて勉強する。そして命令されたことを実行する忠実な人間を大量生産することが組織を維持することだと思い込んでいませんか?
なぜ勉強するのでしょうか?良い学校に行って、良い会社に入って、良い家庭を築くためだと思っていませんか?自分で疑問に感じても解決できるだけの情報を持っていないのです。
インターネットで得られる情報は今の自分が持っている情報よりは多いですが、それが全てではありません。将来ありとあらゆる情報が手に入ったとしてもそれが「アハ体験」につながり自分の答えにしない限り命令されたことを実行するロボットです。
「アハ体験」を「気づき」だと気づいて自分の信念を育てるのです。
信念とは自分の行動判断基準になるのです。
信念が人格を作り、立場を確立させ、役割が決まるのです。
命令されたから行動するのではなく、自分の信念に照らし合わせて行動するのです。つまりロボットではない人間としての行動をするのです。
他人の信念を理解して尊重します。
間違った行動は間違っていると自覚しなければ同じことを繰り返すのです。
他人の行動から疑問を感じたら幸せです。それは気づく前兆です。
自分の信念が育つのです。
叱られた、失敗した。なぜなんだろう?
その疑問に答えはあるのです。その答えはあなたの情報量で異なってきます。そしてその情報が事実で真実でなければ嘘、偽りの答えになるのです。
事実、真実から学びましょう。そして「アハ体験」をしましょう。