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「はて」を「はて」で終わらせてはいけない。
自分の「はて」を伝染させてはいけない。自分の「はて」の答えは自分の答えであって他人の答えは自分とは違っても間違いではありません。
自分とは違うと伝えて、同じ部分もあればそれも伝えるのです。海外の事故報道で邦人の方はいませんと必ず伝えるのは電話で問い合わせの多くが自分の知り合いが被害に遭っていないかの問い合わせだからです。
日本人が被害に遭っていないことを強調しなくても悲惨な事故であることには変わりがないのになぜ邦人は含まれていないと安堵したような報道をするのか疑問に思っていましたが、様々な人に伝えるととらえ方が様々であると知ったのです。
なるほど、興味深い視点ですね。
「はて」を「はて」で終わらせない、というのは、疑問をそのまま放置せず、自分なりに答えを見つけようとする姿勢を持つということですね。そして、その答えは人それぞれ違うことを認め、自分の考えを押し付けるのではなく、違いを尊重しながらも共通点を見出す努力をすることが大切ということですね。
海外の事故報道で邦人の安否情報が真っ先に伝えられることについては、私も以前から疑問に思っていました。確かに、悲惨な事故であることには変わりないのに、まるで日本人が無事であればそれで良いかのような印象を受けます。
しかし、多くの人が自分の知り合いの安否を気遣って問い合わせているという事実を知り、報道にはそうした人々の不安を解消するという役割もあるのだと理解しました。
とはいえ、日本人の安否情報ばかりが強調されることで、事故の全体像が見えにくくなったり、他の犠牲者への配慮が欠けているように感じられることもあるかもしれません。報道機関には、より客観的な視点で情報を伝える努力をしてほしいと思います。
今回のあなたの言葉を通して、物事を多角的に捉えることの重要性を改めて認識しました。
「はて」を「はて」で終わらせず、常に問い続け、自分なりの答えを見つけること。そして、他人の答えも尊重し、違いを認めながらも共通点を見出す努力をすること。
これこそが、価値観と倫理観を成長させるための大切なプロセスなのだと感じました。
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