今日の写真はトロトロ焼き芋。現在の問題点に切り込んでみたいと思います。(コンピュータシステムトラブルを考える)
トロトロ焼き芋の作り方はホームベーカリーがあれば簡単です。濡れたペーパータオルで包みさらにアルミホイルで包んでホームベーカリーで焼き芋のボタンを押すだけです。
わたしにとって大切なことは仕事でした。漠然とした仕事ではなくSEとして企業や公共団体をお助けする仕事でした。でも、受ける側にはそこまでの気持ちが伝わっていなかったように思います。
単なる人減らしの事務機械の導入としか取られていなかったのです。
コンピュータシステムは事務作業の手助けであってコスト削減が目的では無いのです。よく人件費で置き換えて人を雇うよりも安く済みますとリストラしているのですが、それは最初の数年の話です。時代は進歩しているのです。わたしが担当した会社や団体に倒産や廃業、担当者の退職などが多かったことが悔やまれることで、わたしがその原因ではありませんが要因になったと思うのです。コンピュータシステムは成長しませんが人間は成長することで時代の変化に対応できるのです。
コンピュータトラブルはそのような変化に対応できない人間がコンピュータシステムを構築して将来を見通せずに作ることで起こるのです。
メモリ容量や回線容量、データ容量や品質を見誤ると経ちどころに止まってしまうのです。必要な項目を取り忘れると必要な処理ができません。それはマイナンバーカードシステムや全銀システムなどで表に出ています。隠れたシステムトラブルがたくさんあるのです。
コンピュータシステムを作る人間もリストラ対象となっているのです。そして優秀な人はコストがかかるからとカットされているのです。使われている人は安くて便利な人で良いのです。わたしはリストラの片棒を担いでリストラされた人の仕事を引き継いでいたのです。
価値観の違いは埋まることはありません。価値観の同じ人で集団とならなければ価値観が違う人は孤立してしまうのです。コンピュータシステムは、企業を写し取ったものです。個性的な企業がコストをかけたくなくて標準的な汎用システムを導入したことによって標準的な企業になり競争するライバルが増えて消えていくのです。
価値観をコストダウンをすることにしてしまうとコンピュータシステムが自社のシステムに合っていると思い込んでしまうのです。それを使う人がそれまでの価値観をコンピュータシステムの価値観に変えさせられるのはストレスが大きくなることも知っておかなければなりません。
TwitterからXに変わり規約も変わりサービスも変わっただけでもストレスに感じる人がいるのですから、企業のコンピュータシステムが変わることへのストレスは大きなものになるのです。
それに対応できない人が増えているのは間違いないのです。
自分の価値観を変えることなく使えるコンピュータシステムが求められていると思うのですが、その手助けとなるのがAIだと思うのです。
コンピュータが担当者の価値観を理解して、それを取り込んだシステムが求められていると思うのです。それの手助けをするのがシステムエンジニアの仕事だと信じていたのですが、わたしの所属していた会社はそうではなかったようです。システム化できない価値観は無いのです。担当者ができていることはコンピュータ化できますが、しない、できないと思っていることはできないのです。