【奥沢】アルチザン・ブーランジェ・クピド🍞
私のパン記録②
奥沢駅から徒歩1分のところにある、アルチザン・ブーランジェ・クピド(ARTISAN BOULANGER CUPIDO)へ。自由が丘駅からも、10分かからず歩ける距離にある。
このお店はなんと、2017年から4年連続でパン屋の食べログ百名店に選ばれている。そんな事実、店に行く前からワクワクするに決まっている。
こじんまりとした店内には、左から右まで、ぎっしりとパンが並べられていた。どこから見たら良いのかわからなくて、なぜかど真ん中の辺りから見はじめる。
でも、買うものは決めていた。デニッシュ。宝石箱だと言われるあのデニッシュを食べたい。見てみると、これまた事件発生。なんと4種類もあるではないか。選べない。でも、ひとつ500円弱のデニッシュだ。ひとつ選ぼう。散々迷って選んだのがこちら。
なんともお美しい。輝いている。煌めいている。眩しい。ではいざ、いただきます。
まず驚きポイント1。クリームの分厚さ。
こんなにふんだんにクリームが詰まったデニッシュが今まであっただろうか(いや、ない。)ピスタチオがかすかに香る口どけなめらかなクリームは、それだけで商品化してほしいほど。言葉にすると、ねっとり濃厚。
驚きポイント2。煌めくベリーたちの量。これでもかというほど積み上げられている。なんて贅沢な。そして甘酸っぱくておいしい。クランベリーと名付けてありながら、ラズベリーまでのっている。またこのラズベリーのつぶつぶ食感がたまらない。
驚きポイント3。初めて出会ったデニッシュ生地!これが1番驚いた。デニッシュの概念を覆された。そのサクサク感はパンの域を超えている。限りなく薄い層が何層にも重なって、口の中でこれでもかと言うほどバリバリと音を立てている。私の中でデニッシュは、少し油っこいと感じることも多いが、それをまるで感じない。なんだろう、とにかく美味しすぎる。味も、焦がしキャラメルのような苦味が少しあって、好きだ。
これらの驚きポイント3つが、一気に口の中に広がるこの感動を想像してください。もう私、とろけました。