海外協力隊ぱんじゃ日記🇨🇴24日目『カルタヘナ到着!』
1月30日(木)24/730日目
ついに任地へ移動する日!
今日は久しぶりにユネスコクラブ(大学のサークル)の夢を見た気がする。
大事な友達も久々に夢の中で会えてハッピー^^
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ボゴタ生活がとっても楽しく過ごせたから、心地よくなってきていたホテルとのお別れはさみしいけど、案外怖くない。落ち着いている朝。
ワクワクしながらホテル前でバスに乗車。
コロンビアチームも各任地にバラバラになる。ちょっと寂しいけどまだあんまり実感ない。
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空港までのバスはだんだん眠くなってきて、
ボゴタの道をしっかり見ておきたかったけど途中でリタイア。
目をつむって空想にふける。
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体がだるくなってきたところで到着…。眠い!
全然緊張感がないんだから。
着くとオンラインチェックインはしていたので、荷物預けなどの搭乗手続き。
私たちがパニックになっていると先輩たちがどんどん引っ張って教えてくれる。スペイン語も英語もできない、情けない!
1年後こんな風になれてる気がしない!
とにかく先輩たち颯爽としていて慣れててカッコいい。近づけるんだろうか。
今回の隊次でよかった…。自分たちだけじゃ絶対搭乗できてない><
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荷物は23kgオーバーでもアビアンカ航空何も問題なかった!
同期隊員は24kg越えでも行けてた。笑
ただ人によってはカウンターパートの荷物が多くて、二つ目のスーツケースは超過料金で預ける人も。私はラッキーでした…。
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保安検査ではうっかり筆箱を手荷物に入れていて、お気に入りのはさみを没収された…悔しい><小さな悲しみ。
中に入って嬉し気にクレカ作ったときにもらったカードでラウンジ入ろうかと思ったけど、時間がないよと言われてなくなく搭乗口へ。
12:30発14:00着。お腹がすいていたのでエンパナーダを購入。
さすが空港価格。小さいのに高い!><
めちゃくちゃ喉が渇いた上に、エンパナーダにさらに水分を吸い取られてからからだけど、機内で飲めるかなと思い我慢…(機内では飲み物は出ませんでした!なんてこった!)
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搭乗もスムーズ!オンタイムには離陸する感じのオンタイム。日本よりオンタイム!
嬉しげに窓際だと勝手に思い込んで座ったら、同期隊員の席をぶんどってました…ゴメンナサイ!恥ずかしい!
空から見るボゴタはとても整然とした街で美しかったです。
少し行くと穏やかな畑と街がぽつぽつと。
意外と山々でなく開けてるんだなぁと思いながら眺めていました。
ここでも眠気でだんだんお昼寝…。
目を空けるころにはほぼカルタヘナ。
お家の色や街の様子がちょっと違う。
そして海が見えましたがカルタヘナ組3人で「きれいじゃないなぁ」と。
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到着して地上に降り立つとぼわっと暑い空気とワクワクした気持ちで全身が包まれました!着いた!!
飛行機内も空港も、やっぱりバカンスに来てる人が多いのかなという印象。
暑い。しかも喉が渇いている。
私はこの後どのくらいの時間どうなるのだろう、どっかで水が買いたいと言わないとと葛藤。笑
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CP(カウンターパート、職場のボランティア受け入れの担当者さん)との移動になり、カルタヘナ組の隊員さんたちとはしばしお別れ。
CPの親戚の方がイタリア旅行から帰ってきたそうで合流してタクシーを捕まえてくれる。大きなスーツケース二個がなかなかハードルでしたが、まさかの車の上に積んでくれました。笑
言ってくれてることは良くわからないけど、たぶん今日家来る?とか言われている。どうしよう、行った方がいいかな、でも疲れすぎるかな、と迷っていると、
イタリアに行っていた親戚の若い女性が英語ならわかると思ったのか英語でも聞いてくれる。やっぱり人によっては英語話せるみたい。
ごめんなさい英語もほとんどできないんだけどと言いながら、今日はホテルで休みたいと伝えた。
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シートベルトをしたいけど、出てこない止めるところもない…。
そんなもんよな。
タクシーの中でもスマホは出さないほうがいいよ、窓と鍵は閉めてね。個々の地域は危険だよ、と色々教えてくれるCP。こうやって教えてくれるんだなぁと安心。
そして最近も他国であったと聞いたけど、やっぱりタクシーの中にいても外からスマホ盗られるの全然あるんだと改めて思う。怖い。
とはいえ土地勘も覚えたいし、ここは危険だよと言われてもどこか覚えられないのでグーグルマップを開いてカバンの中に入れて時々見ながら位置を把握。
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空港からホテルまでの間のローカルな感じのする地域は、なんだか沖縄やフィリピンに行ったときに訪れた農村地域に似てる。
低めの平ら屋根の白やカラフルなお家。みんなが木陰に休んでいて。小さなお店が並んでいて。
ちょっと懐かしい感じがした。
全然そんな雰囲気なさそうなのに1頭だけ馬が車ひいてるのを見た。びっくり。
フィリピンでは水牛だったなぁ。
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ゴミがいっぱい。その辺に捨てられている。特に広場や川の河岸。なるほど、こりゃぁ環境教育隊員が派遣されるわけだ。
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ホテルに着くと一人女性を紹介していただいた。先輩隊員の元CP(定年退職により途中でバトンタッチしたらしい。)で今までも何人もの協力隊員と関わってきた教育界出身の方。先輩隊員によるとJICAと協力隊のことを大好きでいてくださってる方らしい。
一緒にお世話をしてくださる様子。CPが2人いてくれるような。CPは「あなたのこと日本人の娘だと思ってるから」と言ってくださる。おそらくコロンビアのお母さんだと思ってね、のニュアンス。ありがたいあったかい。
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荷物だけ置いたら3人で遅めの昼ご飯に連れて行ってもらった。
ホテル横のレストラン。言ってることちゃんと聞き取れていないけど、たぶん近いからここを使いなさい。安全だから。みたいに言われていた気がする。(気がする。笑)
お腹もすいていたし喉も乾いていたのでこのお誘いは天国だった。
スペイン語分からない不安や心配になる余裕はない。笑
しゃべりかけられてない時はもういいやと思ってぐいぐい食事にかぶりつく。
喉も乾いていたし、大きなグラス一杯のシャーベットオレンジジュースは最高においしかった。
ボゴタのジュースはあんまり美味しい!!て思えるものはなかったのですが、ここのジュース、美味しい…!!
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その後はしっかり休んでね、シャワー浴びたり横になったり、と言われたけど、1時間後に来るから!と女性からの約束も。休めるか…?笑
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結局荷解きほんの少しと、着いたよっていうSNSのやりとり、JICAに送るための領収書のお願いをロビーでしたりしていたら時間に。
水シャワー怖いから日中に浴びておこうかと思ったけど諦め。まぁまた汗かくだろうしいっか。
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ちょっと離れたところに住んでる先輩隊員まで呼んでくださり、CPではない女性と先輩隊員と3人で近くのショッピングセンターへ!カルタヘナ、何でもあるやん!
アイスをご馳走になりながら、主に二人が話しているのを全然わからないけど聞きながら、たまに先輩隊員さんが訳してくださる。(ありがたい…><)
少し教育局の状況とか、学校の方針とか聞けて勉強にもなりました^^
買いたかったお水やシャンプーリンスもスーパーに夜の付き合っていただいて購入。リンスはこの1か月間買わずに我慢していたので今日は到着のご褒美♪
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先輩隊員さんは、私も1年前はこんな感じで全然わからなかったよ~と言ってくださったけど本当にそうなんだろうか。全部訳してくださってすごすぎる。努力、できるかなぁ。ちょっと頑張れたらいいなぁ。
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帰り道はタクシー。でも女性と話していたら、ホテルを通り過ぎちゃった。
となると遠回りなので女性の家に先に寄って、お別れして、私一人でタクシーで2周目の帰り道へ。ちょっと怖くてドキドキしましたが、
CPとこの女性は、先輩とのかかわりや表情などを見ていても、きっと安心できる方だな、守ってくれる方だなと思えたので信じて、何かあったら自分で何とかするしかないと心に決めてホテルまでもう一周。
途中でタクシーの運転手さんの友達乗ってきたり(友達が下りた後mi amigoて教えてくれた、早く言ってくれ笑)、ドキドキしたけど無事送り届けてくれて、私がホテルはいるまで見届けてくれて安心。めちゃいい人やった。ありがたい。
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ホテルは思ったよりきれいで快適。うまく操作できないし昼間はちょっと弱いけどエアコンもある。
水回りもきれい。
ベッドは布団をめくるとちょっとパラパラしてて、潔癖症な私は気になったけど、手で払い、ダニ殺しシートを布団の中にしいて、枕は持参のタオルをひいて折り合いを付けました。OKOK今日かゆくならなければ大万歳。
よく考えたらフィリピンの農村でほぼ土にいつぞやからのござみたいなのを敷いて寝てぶつぶつ出たこともあった。意外と潔癖症だけど何とでもなるのかもしれない。
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覚悟していた水シャワーだけど、思ったより全然大丈夫だった。
このホテルだからか住むところも行けるのかはちょっと不安だけど…
仮説は二つある。
一つ目は頭を洗ってる時間が長くて、頭を洗ってる間に血液が冷やされて全身に流れていき慣れる説。
二つ目は最初は室内に遭った冷ための水が出るが、だんだん屋上タンクに遭った水に変わってぬるくなってる説。
どちらにせよ、まぁまぁシャワールームはぬるいし、昼間は暑し、気持ちよくシャワーには入れてて嬉しい。
久々のコンディショナーで少し髪も生き返ってハッピーな気持ちになりました^^
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ちょっと怖いので夜は冷房も聞いてるし長袖も羽織って就寝。
想像以上に恵まれていて、疲れなくて(疲れはしたけど変な気疲れとかはなくて)本当に恵まれているなぁ安心できる夜。
外で謎の音楽が盛り上がりを見せてるけど、疲れているから眠れそう。
何なんだこの盛り上がりは、なぜ窓閉まっているのに開いてるくらい聞こえるんだ。
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なにはともあれ、こんなに安心して気楽に1日目を終えられたのは、間違いなく歴代の先輩方が現地の方と良い関係を築いてきてくださったから。
私もせめてこのバトンはつなげるように、大きな仕事はできなくても、人と人としてのいい関係は築いていけたらいいなぁと思う夜でした。あぁありがたい。