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革新の記録ツール「PLAUD NotePin」を使ってみた感想~議事録の未来を垣間見る~

「PLAUD NotePin」ってどんな製品?

 最近話題の「PLAUD NotePin」。AIを活用した議事録生成ツールで、「録音するだけで議事録が自動生成される」という便利さが売りです。
 公式サイトには、「高精度の文字起こしと要約機能で、会議の効率を劇的に向上」といった謳い文句が並んでおり、レビューサイトやSNSでも「会議の負担が減った」「議事録作成の手間がなくなった」といった絶賛の声が多い模様。

たとえば、以下のようなレビューを見つけました:

「手動で議事録を作るのが馬鹿らしくなるレベル。日常業務の時間が圧縮され、業務効率が爆上がりしました。」

 確かにこんな評価を目にすると、試してみたくなるのが人情というもの。さっそく導入し、実際に使ってみました!

驚異の精度!でも完璧じゃない

 導入初日に早速、30分の会議を録音して議事録を生成してみました。

結論から言うと、「すごい!」の一言。

 発言内容がスラスラと文字起こしされ、要約もバッチリ。初めて使ったときの感動は、「これぞ未来!」でした。ただし、精度が高いとはいえ100%完璧ではありません。

たとえば、会議中に冗談で、「まあ、そんなんもできなきゃクビでも仕方ないわ〜笑」と言ったところ、

「仕事の完成度によっては解雇も致し方なしと判断せざるを得ない。」

となっていて、笑いました。いや、こんな深刻な雰囲気ではなかったのに!と。。。

 AIが文脈を読んで「ちゃんとした言葉」に変換しようとする意図はわかるけど、こういうニュアンスのズレが発生するのは事実です。が、そもそもあの発言をこう言い換えられる技術にビビりました。

 さらに、自分が出席していない会議の議事録をこのAIだけで確認すると危険だとも感じました。たとえば、ちょっとした発言ミスや言葉選びのニュアンスがズレていると、そこから誤解が生まれる可能性があります。
 結局のところ、最後は人間がチェックし、「魂」を込めて修正しないとダメだな、と痛感しました。

それでも、このツールは未来を切り拓く

 便利だけど盲信は禁物。これはすべてのAIツールに言えることかもしれません。ただ、「PLAUD NotePin」を使い続けていく中で「もしこれがさらに進化し、精度が99.9%まで高まったら?」と考えました。

 そのときでも、やっぱり完全な信頼は危険です。そして、「気づくのが難しい微妙なズレ」を見抜く力を人間が持っている必要がある。つまり、今以上に人間はシャープな思考力や論理力、判断力や感性を研ぎ澄ませておかないと、AIにやられる未来しかないんだな、と思うんです。

 それでも、このツールは間違いなく「すごい!」です。議事録作成にかかる時間を圧倒的に短縮し、その分を他の生産的な仕事に充てられる。しかも、年々進化するAI技術を目の当たりにし、未来を感じさせてくれるのも魅力的です。

まとめ:PLAUD NotePin、やっぱり使う価値あり!

 「PLAUD NotePin」は、間違いなく仕事の効率を大幅に上げるツールです。ただし、全幅の信頼を置くのではなく、AIを“補助輪”として使いながら、人間の判断力を忘れないことが大切です。
 議事録作成のストレスから解放されるとともに、未来の働き方を考えさせられるこの製品。ビジネスパーソンなら一度は試してみる価値があるでしょう!

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