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ローストビーフの隠し味

今日はちょっと身も蓋もない話なんですが……
ローストビーフを焼く前に刷り込む調味料の話です。

塊肉の調味問題

ローストビーフって、焼き方とソースのレシピは色々あれど、焼く前に刷り込む調味料のバリエーションってほぼ無いですよね。塩・胡椒・ハーブ、以上!みたいな。それでも時々、何も付けなくてもしっかり味が付いていて、おいしいローストビーフに出くわします。ホテルのバイキングで出てくる様な、とろりんマッシュポテトと食べる、分厚くてやわらか〜いアレ、それだけで食べてもしっかり味が染み込んでますよね?明らかに家で作るのと違う……。

肉の高揚感に絆されて、みんな(私だけ?)おざなりにしがちだけど、塊肉の調味問題ってあると思うんです。焼き方とお肉の質だけの問題じゃないでしょう?と、昔から睨んでるんですけど、どうでしょうか?

コストコに負けた

去年まで住んでいた横浜に、週8で通っていたカフェレストランがあって(横浜の実家と呼んでいる)2年くらい前から新作メニューとしてローストビーフが出ています。これがね、なにも付けなくても地味〜に美味しいんですよ。噛むとスパイシーでハムの様な甘さがフワッとするというか。ホテル系とは違う良さで、急行が止まらない駅の住宅街で赤ワイン傾けながら気楽に食べるには贅沢すぎる!っていうか。

それで店長に「これ、味付け何使ってるの?」て聞いたら「コストコのローストビーフの素だよ!」との答え。まじっすか。自慢気に見せてくれたプラスチック容器の中に、黒とこげ茶のふりかけの様なものが入っています。

未だにコストコ処女の私としては、なんだかジャンクなイメージがあって、コレを美味しいと言ってしまった事が若干悔しい(偏見が過ぎる)のですが、のちに店の人気メニューになった所を見ると、やっぱり美味しいみたいです。ふーむ。(この調味料については後述します。)

ローストビーフの隠し味

ここ最近、チャリでUBER EATSの配達員を始めたんですが、まぁ筋肉痛がすごいのなんの。これはタンパク質を摂取せねばとハナマサに寄った所、グラム148円の牛もも肉ブロックがあるじゃないですか……!!!

そうしてローストビーフを作ろうとした時、脳裏に宿る店長とコストコのふりかけ……。あぁ、あれ食べたいな。何入ってるんだろう?よく見せてもらえばよかった。多分にんにくは入ってるな……でも筋肉痛凄いし、すりおろすの面倒臭い……どうしよう。
長考の末、塩・胡椒・ハーブに加え、砂糖を刷り込むことにしました。

日頃から食品の成分表を見るタイプのぱねかみとしては、大抵○○の素というものには砂糖が入っていることを知っています。手元にあるわさびふりかけにも入ってました。何かにつけて、味決まらないな〜って時に砂糖を少し入れると解決することって多々ありますよね(特にトマト味の時はおすすめ)そうして1kgの塊肉に大さじ1程刷り込んだところ……あれ、いつもより柔らかくて奥行きがあってジューシー!?

砂糖をお菓子や和食でドサドサ使うのは、単に甘さを加えるだけでなく、砂糖の持つ保水力を利用して、ふっくらジューシーに仕上げる目的もあるそうですね。(そういえばこの間作ったニンジンケーキ、すごく砂糖が多いなと感じたけど、まんま作ってみたら超しっとりでおいしかったなぁ)
もともと牛肉は甘い味付けと相性が良いし、肉汁も抜けにくくなるかもだし、焼くとカラメル化していいかも!?と思ってやったら、成功したみたい。まだちょっと検証が浅いから言い切れないけど。

コストコのアレは結局なんなのか

コストコのローストビーフの素も、砂糖が入ってるに違いないフフフ……と思ってググっても、全然出てこない。変だな……と思って調べ方を変えたら、全然ローストビーフの素じゃなかった事をここに宣言しておきます。

シーズニングソルトね!店長間違ってるよ!
そして……砂糖入ってないw

もしかしたら私は、世紀の大発見をしてしまったのかもしれない!
(おっかしいなぁ……もうちょっと検証しないとだな……)

#料理 #健康 #ライフスタイル #ぱねかみの節約ごはん

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