spatial chatの使い方(ゲーム大会)※5/23更新
皆さんこんにちは。
東京で囲碁カフェを経営しているMayuです。
spatia.chatを使って囲碁大会を開催しました。
spatial.chatとは、、、詳しく書いている方の記事はこちら。
簡単に言うと、ビデオチャットシステムで、
ログインしている人のアイコンに近づくと声が聞こえて、
離れると聞こえなくなるというもの。
下記今回、囲碁大会で使ってみた感想を記載します。
1.面白かった点
直感的に操作できる。
うちは囲碁カフェで今はお客様の安全を考えると店内で対局ができません。
そのため、自分のお店の写真を撮ってスペチャに貼り付けて空間を演出しました。貼り付けるだけなので簡単。
そして、ログインしている人に近づくと声が大きくなり、
離れると遠くなるというのが、実際の物理的な感覚と似ていてわかりやすく楽しい。
下にいる人に自分のアイコンをスライドして近づけると・・・
アイコンが近づいて大きくなる!そして声もはっきり聞こえる。
2.ZOOMとの違い
違いは3つあります。
1:ブレイクアウトルームを作らなくても、移動するだけでグループで話せる。
ZOOMの場合は、小さいチームで話すときにブレイクアウトルームを作らなければなりません。ルームを作ってアサインするのも面倒です。
また、ホストはそれぞれの部屋に簡単に移動することができません。
しかし、スペチャでは、簡単に移動ができる特性があります。
囲碁ではどう使ったかというと、対局が終わった人は、まだ対局している人を観戦するという用途で使いました。
観戦している人は、解説が行われているエリアにいることもできるし、
対局している人のエリアにもアイコンを動かすだけで移動できます。
ZOOMだと画面共有は全員にされてしまいますが
スペチャの場合は、この空間に現在やっている対局を画面共有し、見たい人だけそこに近づいてみることができます。
2.Youtubeが貼れる
Youtubeのリンクをシェアすることができます。
今回の使い方としては、お店でいつもかけているBGMを対局している皆様の近くに貼り付けて、殺伐とした対局の空気を緩和させて、よりお店にいるのと近い感覚で打てるように演出しました。
そのとき流していたのはこちら。
囲碁は集中したい人が多いので、インストしかかけません。
ZOOM対局の時はおのおのが部屋でかけたりするだけで、
参加している人のマイクがオンになってその物音が全員同じレベルで聞こえます。対局中はかなり殺伐とした空気です。
しかし、スペチャはYoutubeの窓に近づけば音が大きくなり、
離れれば同じように小さくなるので、自分で距離感を選ぶことが可能になり、心地よいボリュームで音楽を聴くことができます。
3.ログインが簡単
ZOOMの場合は、ミーティングを立ち上げて招待のURLを送らなければなりません。
しかしスペチャはURLを送って、そこに好きな名前を入力するだけでログインできます!
メディアリテラシーの低い方でも簡単。
3.問題点と改善点してほしいと思ったところ
※5月23日追記
近づいても声が聞こえない!というご指摘をいただきました。
安めのヘッドセットを使ったせいか、
推奨ブラウザではないFirefoxを使ったせいか、
どちからが原因かと思われます。
※推奨ブラウザはChromeもしくはSafariです。
改善してほしいと思ったところは、
Youtubeを何面か重ねた場合、新しいウィンドーが必ず上にきてしまうところです。順番を変えられたら便利だなと。
後は声が聞こえている範囲がわかりづらいです。
WEBカメラがアイコンに出ている人から遠ざかると、
その人の名前の頭文字が表示されます。
MayuだったらM。(ひらがなも漢字もいけるみたい)
しかし、WEBカメラをオフにしている場合はずっと頭文字なので、
どの段階から聞こえなくなっているかは正直音を聞きながら判断するしかないので、視覚的にわかったら便利だなと思いました。
※5月23日追記
今回もスペチャで対局会を開催しようと思ったところ、
参加者の方の声がこちらに聞こえない、
こちらの声も向こうに聞こえない。
Chromeを使ってもだめだったため、ZOOMに切り替えました。
ダメだったパターン ※5/23追記
MACでChrome→アイコンに顔がでない
Android→自分は見えているが、周りから写真が見えない
Windows Chromeヘッドセット→こちらに声が聞こえない
〃→こちらの声が聞こえないもしかしてそのPCの環境によっても左右されるのかも。
4.参加した方の感想
・アプリとしてはZOOMよりもスペチャの方がおもしろい!
見た目も良いし、操作もわかりやすい
・BGMが聴こえてよかった。
最初は戸惑ったけど、直感的に使えて楽しかった。
・仕事でWEB会議システムを使っているが、堅苦しくなくてよかった。
やった対局を別の場所で検討してもらったり、
自分の対局が終わったあとに人の対局を観戦できるのも面白かった
5.まとめ
コロナウィルス感染予防で都内の囲碁のお店はほとんど休業になりました。そしてほとんどのお店がオンライン対局会やサービスをはじめました。
囲碁の対局サイトは無料です。
そして使うサービスもたいがいの方がZOOM。
これって差がないし、うちのお店じゃなきゃだめっていうものがないよなぁ。と思っていました。
私のお店の売りは「コミュニケーション」です。
ZOOMだといろんな人と自由に会話することができません。
対局が終わった人が時間を持て余してしまいます。
今までだったら、終わった人は終わった人同士で話をしていたのに。。
そんな悩みを相談したら、音楽関係の方がspatial.chatのことを教えてくれました。これは私のお店にぴったりだと思い、今日から運用を始めました。
今後は、3人以上の方が集う対局会やコミュニケーションの機会にはこちらを積極的に使っていきます。
なんといっても、近づけば音が聞こえるという仕組みはリアルに近いからです。ZOOMではできなくて殺伐としていた対局会が、
これを使うことでみんな笑顔になりました。
また、これのいいところは英語圏の人が混ざっていても問題がないところ。
ZOOMでの対局会ではチャットで文字で入力し、言語の問題をクリアしていました。
しかし、スペチャであればルール説明の時に日本語を聞きたい人は日本語のところへ。英語の人は英語の所へ行けば、同じ空間にいることができ、問題解決です!
音楽のイベントもスペチャで出来たら面白いなーと思いました。
クラブみたいに、3階ではクラブミュージック、2回ではHIPHOP、1回ではCHILL OUTみたいなことができたら、簡単に行き来できて面白いですよね。
画面共有でtwitchを貼ろうと思ったけどできなかったので残念。
これもいずれ解決して、皆が楽しめるようなツールになりますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
スキをもらえたら嬉しいです^^
Mayu