エントロピーの増大と断捨離
物理学を教養で嗜んだことがある人なら聞いたワードの一つ。エントロピー
Y=klogS
これだけ書いてもなんのこっちゃである。
空間にある粒子、塵が溜まって埃になっていく。空いている空間に物質概念が堆積していくみたいなイメージである。もはやザックリすぎて説明として書いていてどうかと思う。
部屋にある物の総数ではなく、空いているスペースを埋めていかれる現象がエントロピーの増大みたいなものである。つまりゴミ部屋、汚部屋という状態値になっていくのはエントロピーの増大としては理に適っているといえる。
スペースデブリという課題もエントロピーに牽連性があるのかもしれない。その他、色々例を挙げれば出てくるので割愛。
そういう意味で人間の体の中もエントロピーが増大しているのだが、人間の体というものは非常に繊細かつ巧妙にできていて、それを回避するために増大したものを外に排出することでその増大を一定レベルで低減させている。これによって絶妙ともいえる身体の調和を勝手に行ってくれている。
断捨離にもこのエントロピーが増大していく事象(室内にあるものが増加していく現象)を低減させることにつながっている。
断捨離と親和性があると思う概念を組み合わせてみたわけだが、そもそも様々なものには親和性以前に相関関係がある程度成り立っていると私は考えている。