#3 顧客志向
今日のテーマは「顧客志向」になります。
マーケッテイング研究で指導的な立場にいる方から聞いた話しによると
マーケッテイングとセリング(販売活動)は、混同している人が多いけど本質的には明確に分けて考えなければいけないということです。
じゃ具体的にどう違うかと言いますと、
「マーケッテイング」は、顧客の論理・都合にフォーカスします。
一方で
「販売指向」は、自社の企業論理・都合にフォーカスします。
販売指向は、既存製品を売るのに対して、マーケッテイ指向は顧客ニーズや欲求に合わせて製品を生み出します。
また 「販売指向」は既存製品(既存工場)ありきです。
ただ現代のような不景気では大規模な投資は出来ないので、既存製品をせりんぐしていくかは 致し方ない気もします。
マーケッテイ指向で成長している企業は、どちらかというと製造業というよりはサービスに近いイメージもあります。
アサヒビールは顧客のニーズに謙虚に耳を傾けている。切れとこくの「アサヒスーパードライ」で成功
東京ディズニーランドも、非日常で大規模な空間と子供だけでなく大人にも壮大な夢とエンターテイメントを売るビジネス。絶え間ないイベント価値提供により高いリピートを実現している。
本記事の最後になりますが
マーケッテイ指向とセリング指向の違いは、一言でいえば
顧客志向にフォーカスしているかどうかです。
あくまでマーケッテイングの原点は顧客指向ということになります。
今回の記述はここまでになります。ご覧くださりありがとうございます。次の記事でお会いしましょう。
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