四字熟語598
本日の四字熟語は「言語道断」(ごんごどうだん)です。
意味解説
「言語道断」とは、あまりにもひどいため言葉では表現しきれないという意味の四字熟語です。
主に、道徳や常識に反した非常識な行動や発言に対して用いられます。
この熟語には、強い非難や驚きを示すニュアンスが含まれており、その行為が許されないほど酷いという強い感情を表現しています。
たとえ話
ある村に、公共の水井戸を独占しようとする者がいました。
その人物は他の村人が水を使えないように、水井戸に鍵をかけてしまいました。
これに対し、村の長老は集まった村人たちの前で声を大にして言いました。
このような行為は言語道断だ。水はみんなのものであり、それを独占することは許されない。
村人たちもこれに同意し、その人物に鍵を外させることができました。
このたとえ話から、「言語道断」の意味がより深く理解できます。
公共の利益を独占するような行動は、社会のルールや道徳に反するため、厳しく批判されるべきであるということが示されています。
こちらが、村の長老が水井戸の独占について村人たちに語る様子を描いた画像です。
長老は非難の感情を表しながら、周囲の村人たちがその話に耳を傾けているシーンが描かれています。