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市場の古本屋コーナーで掘り出し物探し

#うちの積読を紹介する

週末のみ開催される市場に古本屋コーナーがあるんです。

その中で“推し作家“の金城一紀さんを発見。

3冊500円は破格オブ破格

・GO
・フライ,ダディ,フライ
・SPEED

3冊とも文庫本は持ってるけど単行本は持って無かったので即買いした。購入時に全くもって迷いが無かった。これが推し活マインドなのかもしれない。単行本と文庫本で加筆、修正されてる箇所があるか探してみよう。


ゾンビーズシリーズで一番好きなのは「SPEED」

金城一紀さんの小説で一番好きなのは「映画篇」

全ての小説の中で一番好きなのは「GO」


矛盾してるけど大丈夫。伝えたい事が大体こんな感じだという事。矛盾では無く“推し“なのだ。

人生で初めて読んだ小説が「GO」。

中学2年。ド中二病でド思春期のあの頃。
自分には特質系の念が宿っていると信じて疑わなかったあの頃に突如『小説を読む男ってモテるんじゃないか?』というマインドが舞い降りる。

ワザとらしく休み時間に席で読む。家では1行も読まない。

GOを最初に読んだのはかなり好手だった。「小説ってこんなに面白いの⁈」と思えたからだ。おかげで次から次へと手が伸びた。気付けば家でも漫画の合間に読む事が増えた。そこから『青春系の小説』縛りで多くの本を読む。しかし未だにGOを超える物語には出会っていない。

映画篇はかなり面白かった。短編集なのだが実は全て繋がっていて、最初からずっと疑問だった物語の“軸“が最後に回収される。

SPEEDも一気読みだった。当時は私の中で主人公の佳奈子は“長澤まさみ“だったが、今読むと多分“広瀬すず“になりそうだ。


こちらも積読。

もう1人の“推し作家“石田衣良さんだ。

石田衣良さんは30代に脱サラして作家となっている経歴があり、絶賛30代サラリーマン中の私にとって憧れの的だ。あの依存性のあるIWGPの世界観を基盤にする創造性は計り知れない。マコトもGボーイズも現実に居るように思えてならない。何より地の文、章終わりのシメの一文がお洒落で大好きだった。表現合ってるか分からないけど。

余裕があればいつかIWGPシリーズで好きな話ランキングでも書こうかな。



積読なんて言葉あまり好きではない。

読む暇が無いなら買うなよと思うし、後回しにするなら買うなよとも思う。でも買った後でネクストサークルに入った状態から更に優先してでも読みたい本が現れた場合は後ろ倒しになってしまうのは仕方がないとも思う。

年内には積読ゼロを目指そう。

また書きます✍️

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