Photo by snafu_2020 角川歌壇で掲載された短歌をこちらに。 30 鈴木ベルキ 2024年2月11日 20:53 角川歌壇に投稿して掲載された歌をこちらに掲載していきます。(上が新しいものです)大股の一歩でまたぐふりをして見えない土に生む水たまり角川『短歌』2024年2月号 角川歌壇 永井祐 選 特選 バースデーソングながれて店内の照れてるひとがちょうど見えない角川『短歌』2024年2月号 角川歌壇 梶原さい子 選 佳作 プレゼンの通し練習したいので見守る上司をお願いします角川『短歌』2023年12月号 角川歌壇 山中律雄 選 佳作 水底に張り付いたまま歌ってるように揺れてる去年の枯れ葉 角川『短歌』2023年11月号 角川歌壇 綾部光芳 選 佳作結末を知ってる映画をなんどでも見るようにまた種を埋めよう角川『短歌』2023年11月号 角川歌壇 山中律雄 選 秀逸 急流に抗いながら浮かぶ葉を昨日も見てた まだ大丈夫角川『短歌』2023年10月号 角川歌壇 綾部光芳 選 佳作 僕らから影を取れるのならば取れまぶしさ強く切り立つ八月角川『短歌』2023年10月号 角川歌壇 高木佳子 選 秀逸 嘘が下手そうでやわらかいコーデュロイ父の両手の手触りがする角川『短歌』2023年8月号 角川歌壇 生沼義朗 選 佳作 午後四時のどっちつかずのくもり空みたいに笑っているから平気角川『短歌』2023年7月号 角川歌壇 久我田鶴子 選 佳作 文庫本を読み終えるころ車窓には世界に正しく傾く陽射し角川『短歌』2023年6月号 角川歌壇 一ノ関忠人 選 佳作/江戸雪 選 秀逸 しあわせの形を残しておくようにジンジャーエールの瓶を並べる角川『短歌』2023年4月号 角川歌壇 江戸雪 選 佳作 カレーやの先にもカレーやがあってカレーの匂いがする夕まぐれ角川『短歌』2023年1月号 角川歌壇 大辻隆弘 選 佳作 もう少し優しい嘘で生きるから丸いレンズの眼鏡を選ぶ角川『短歌』2023年1月号 角川歌壇 井辻朱美 選 特選 一本の支木として君といる間に言えた言葉であった角川『短歌』2022年12月号 角川歌壇 桜川冴子 選 佳作 退職を切り出すときに右上に架空の俺がもう一人いる角川『短歌』2022年12月号 角川歌壇 松尾祥子 選 佳作 猫舌の上司がすするラーメンを横目に胡椒の原産地を読む角川『短歌』2022年7月号 角川歌壇 題詠「麺」河野美砂子 選 くっついたビニール傘を開くとき俺の羽音が銀河に響く角川『短歌』2022年7月号 角川歌壇 渡英子 選 特選/大口玲子 選 佳作 玉ねぎを一枚一枚剥いでいくわたしはあなたのわたしではない角川『短歌』2022年6月号 角川歌壇 喜多弘樹 選 佳作この街にむりやりねじを巻くようにマックのMが回る朝焼け角川『短歌』2022年6月号 角川歌壇 前田康子 選 秀逸 陽のあたる道を一人で歩くとき風はしばしば追い風になる角川『短歌』2022年5月号 角川歌壇 内田弘 選 佳作信号が滲んできれいな赤だよと誰に言えばいいのかぬるいコーヒー角川『短歌』2022年3月号 角川歌壇 黒木三千代 選 佳作/水原紫苑 選 佳作あなたには見せたくはないすっぴんをウーバーイーツに平気で見せる 角川『短歌』2022年1月号 角川歌壇 黒木三千代 選 佳作 殻の中外の世界をミュートしてアサリは何を聞いているのか角川『短歌』2022年1月号 角川歌壇 水原紫苑 選 秀逸 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #短歌 #角川歌壇 30