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塔短歌会掲載歌 2023.8
5月に入会し、今月から塔の誌面に掲載となりました。
若葉集(山下洋選)の一番前に八首掲載でした。
選歌後記でも引いていただいております。ありがとうございました。
まずは欠詠しないようにしっかりと毎月出すことを目標に取り組んでいけたらと思います。
あけくちを開く指からもう夏が始まっている溶けたカプリコ
アコーディオン、サックス、甘み、ハーモニカ、アコースティックな多摩川のへり
多摩川のへりにはヒエラルキーはないこっちの斜めも良い斜めだね
平日と休日に差はさしてなく定点として橋桁と俺
腕の長い蜂に続いて蝶がゆくなんの因果もないというのに
じりじりと影は小さく縮まって可能性なら誰にでもある
丁寧に畳んだハンカチが好み畳んだままで使ってしまう
青嵐アコースティックに鳴る川は記憶を置いてやがて河口へ
5月号から届くようになりましたが、まだ誌面全部を読み終わったことがありません。すみません。
好きな歌も紹介していきたいので読むほうも力を入れていきたいです。
今後ともよろしくお願いします。