連作『金星とバー』
『西瓜』第14号 ともに欄に投稿した連作です。ともに欄で門脇篤史さんより「門良」をいただきました。 ありがとうございました。
お読みいただけると嬉しいです。
連作『金星とバー』鈴木ベルキ
とんかつのはじっこほどの日常をころがりながら春は芽吹いて
急行と各駅停車を風で聴く話はなんどでも聞いていい
金星をきみが見つけて指すときにゆっくり上がる踏切のバー
踏切のバーをスウェーでかわしてる人がいたって今度話すね
踏切を渡ったあとに踏切の前のコントのつづきを話す
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