櫻井大典

ゆるゆる漢方家。著書:amzn.to/2XKS4sy 誰でも始めて続けられるゆるい養生…

櫻井大典

ゆるゆる漢方家。著書:amzn.to/2XKS4sy 誰でも始めて続けられるゆるい養生法や漢方対策をお伝えします。HP: https://yurukampo.jp/  ご相談はこちらのサイトからご予約ください https://reserva.be/tamari

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ここは、僕の頭の中を晒す場です。 僕が相談時にどういうふうに症状と体調と不調を見ているか。 どう判断してどう説明するかなどを詳らかにする場所です。 中医学だけでなく、心理学や僕の人生経験から得た知識などもお伝えします。 そしてSNSをどう駆使して集客してるかや本の話などもお話してます。 皆様は、僕の頭の中にあるものをできる限り引き出してください。 質問、リクエスト、大歓迎です。わかるまで説明します😊

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美しい髪と頭皮のための養生の話

つややかで美しい髪、憧れますよね。巷には髪を綺麗にする様々な製品が売り出されています。ただ、それらの殆どが、髪の外をどうにかしようとするもの。けどやっぱり髪の毛は体が作っているものですから、髪を美しくするためには、体を整えて行くことが大切です。中医学では、髪や頭皮の健康は単なる美容の問題ではなく、体の内側のバランスが反映されたものと考えます。美しい髪や頭皮を手に入れるためには、外からのケアだけでなく、内側からしっかりと体質を整えることが重要です。今回は、中医学的な視点から、髪

    • 対立が不調を生む 和解剤のお話

      ストレスで胃腸の調子が悪くなったり、食べすぎて胃と腸の調子がおかしくなったり、カゼをこじらせて胃と腸の調子が悪くなった状態を改善させるとき、中医学では”和解”という方法を使います。その時使われるお薬を和解剤(わかいざい)といいます。「対立した者同士が和解する」の和解です。何が対立してるのかというと、臓腑間の調和や陰陽の平衡です。 この和解剤は、3タイプあって、 1)調和肝脾(ちょうわかんぴ) 2)調和脾胃(ちょうわひい) 3)和解半表半裏(わかいはんぴょうはんり) がありま

      • みんな大好き逍遥散と加味逍遙散の話

        逍遥散が合うタイプの人は、色白で薄弱で、神経が細かく、思い煩いが強く、ささいなことで気を悪くし、さまざまな心理的ストレスに敏感に反応する人。どこかしらの体の不調が不安を起こさせ、食べ物もが喉を通らなくなったりもします。 見た目は、気軽に声をかけづらく、几帳面で、発する言葉はちょっと硬い。体力はあまりないので、頑張ると不調になるが、頑張りすぎてしまうタイプ。

        • 「きれいな爪を作りたいかーーー!」    中医学的美爪のお話

          美容系のお話をお客様としていたところ、爪をきれいする塗るやつは色々あるけど、意外と爪そのものをきれいにする対策って見ない、、ということになり、それなら書いてみようと、今回はきれいな爪を作るお話です。 中医学において、爪は体内の健康状態や臓腑の機能を反映する重要な部分とされています。爪は単なる体の一部ではなく、体全体の状態を示す「鏡」として捉えられています。

        美しい髪と頭皮のための養生の話

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          美しい髪と頭皮のための養生の話

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          秋は、「あれもしなければならなかった」、「これもしなければならなかった」と、動き回らない、考えすぎないことが養生なんです。

          信じられないかもしれませんが、去る8月7日は立秋。秋の始まりでした。今はもうすぐ立秋の次の二十四節気にあたる、処暑(しょしょ)が始まろうとしてる時期。朝夕の暑さが少し和らぐ季節ですが、まだまだ長夏(ちょうか)。暑さと湿気が強い時期です。 しかし、暦は進んで生きますので、ここで再度秋の養生についておさらいしておきましょう。今回も中医学の経典、『黄帝内経 素問』の”四気調神大論篇第二”を一緒に読んでみましょう。まずは原文です。 原文秋三月.此謂容平.天氣以急.地氣以明.早臥早

          秋は、「あれもしなければならなかった」、「これもしなければならなかった」と、動き回らない、考えすぎないことが養生なんです。

          気を回らせるおくすりの違い

          今回はお勉強らしいお話をしましょう。読むというより、辞書的に使える文かも知れません。今日は方剤学のお話をします。もしかしたら少し難しいかも知れませんので、お気軽にご質問ください。 質問用スレッド https://note.com/pandakanpo/membership/boards/980a6a4b229c/posts/04e8c62f5e5a?from=self 気を回らせる薬気というのはエネルギーであり、体の中を滞りなく循環していなくてはいけません。その巡りが悪く

          気を回らせるおくすりの違い

        記事

          秋は、「あれもしなければならなかった」、「これもしなければならなかった」と、動き回らない、考えすぎないことが養生なんです。

          信じられないかもしれませんが、去る8月7日は立秋。秋の始まりでした。今はもうすぐ立秋の次の二十四節気にあたる、処暑(しょしょ)が始まろうとしてる時期。朝夕の暑さが少し和らぐ季節ですが、まだまだ長夏(ちょうか)。暑さと湿気が強い時期です。 しかし、暦は進んで生きますので、ここで再度秋の養生についておさらいしておきましょう。今回も中医学の経典、『黄帝内経 素問』の”四気調神大論篇第二”を一緒に読んでみましょう。まずは原文です。 原文秋三月.此謂容平.天氣以急.地氣以明.早臥早

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          夏の養生 黄帝内経素問 四気調神大論篇第二

          いつもは僕が書いた養生のお話をしていますが、その根拠となる、中医学の聖典、黄帝内経の素問をご紹介しましょう。 黄帝内経素問 四気調神大論篇第二 原文 夏三月.此謂蕃秀. 天地氣交.萬物華實. 夜臥早起.無厭於日. 使志無怒.使華英成秀.使氣得泄.若所愛在外. 此夏氣之應.養長之道也. 逆之則傷心.秋爲痎瘧. 奉收者少.

          夏の養生 黄帝内経素問 四気調神大論篇第二

          小柴胡湯は陰虚の人には使えません

          小柴胡湯は、一般的には風邪薬なんですが、イライラや腹満(お腹の張り)などにも使用されます。体内を乾燥させる働きがあるので、舌をみたら苔がなくひび割れてて、よく喉が乾く陰虚(いんきょ)の人には、禁忌(使用不可)です。 陰虚陰虚とは、陰液(体内の潤い)不足によって生じる、全身あるいは臓腑に対する滋潤、滋養機能失調を表す証候です。 症状 痩せ型、めまい、不眠、口や喉の乾燥、盗汗(寝汗)、五心煩熱(手足がほてる)、潮熱(午後からほてる、微熱)、頬骨のあたありが赤くなる、尿の色が

          小柴胡湯は陰虚の人には使えません

          月経痛の話

          中医学の得意分野に婦人科領域があります。月経前のイライラや落ち込みなどのPMS対策や、月経周期の問題、オリモノのトラブルや更年期障害などなど。その中でも顕著な効果を発揮できるのが月経痛です。漢方と養生で、痛みはほんとに良くなります。 中医学で人間の身体は、気血、陰陽、五臓六腑などのバランスに依存して健康を維持していると考えます。このバランスが崩れることで不調が発生して痛みが出てきます。具体的には、痛みは気や血の流れが滞ることによって引き起こされる、不通則痛(ふつうそくつう)

          月経痛の話

          12の臓腑が輝く時間帯:24時間体内リズムガイド

          夜ふかしをすると何だか次の日だるい。 しっかり睡眠時間を取ったはずなのに、眠い。 そんな経験はきっとみなさんもあるはずです。これは中医学の考えの一つ、子午流注という体内時計の話で説明ができます。 体内時計、別名体内リズムといいますが、特定の時間に目醒めたり、眠くなったり、お腹が空いたりなどなど。時計を見ずとも体が知らせてくれるあれです。わたしたちの体は、目から受け取った光の情報で、体内リズムを調整しています。 体内リズムには、体温、血圧、ホルモン分泌、睡眠覚醒など、様々

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          元気になれる桃の話

          そろそろ毎朝食べてる八朔がなくなりそうで、追加しようか迷っています。まあ多分買うでしょう。で、それが無くなる頃には、”毎朝桃”の時期になります。でも八朔より高いから毎朝は無理かな。果物不足をなにで賄おうかな。。 僕はとにかく桃が好きです。前に桃園の食べ放題に行ったときに、一緒に行った友人も、そこの係の人もかなりドン引きするぐらい食べ続けました。5個位食べたところで妻に止められました。まあまだ食べれた。 桃は古来から不老長寿の代名詞みたいに言われていて、様々な本に載っていま

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          臭いが気になる季節 食事から対策しましょう!

          臭いがそろそろ気になる季節。 「くさい」のは、「湿熱(しつねつ)があるから」と中医学では考えます。 湿熱とは、余分な水分と、余分な熱の停滞です。 まず、水分が停滞する理由は、飲み過ぎと胃腸機能低下です。体が使える以上に飲んだ水分はたまります。これが溜まって腐るようなイメージですね。

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          汗をかくって大事です

          そろそろ暑くなってきましたね。 これからどんどん湿度も高くなっていきます。 ただ人間ってのはよくできたもので 暑さに順化できるんですよね。 体内の設定温度を調整するために、熱を発散して機能を維持します。 これができないと熱中症になるわけですが、 その順化に必要なのが発汗です。

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          この時期多い、めまいのお話

          春が終わり、梅雨の季節が近づくにつれて、めまいの不快な症状が増えることがあります。めまいといっても、その症状はさまざまで、歩くとふらふらしてバランスが取りにくくなることもあれば、座っていると後ろに引っ張られるような感覚になることもあります。目を閉じるとまわりがぐるぐる回る感じがすることもあります。 症状が軽い場合は、目を閉じて休むことで改善することが多いですが、重度の場合は、常に車や船に乗っているような感覚で、少しでも動くと倒れそうになり、ひどくなると吐き気や嘔吐、発汗、昏

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          さくっと夏養生の話

          夏は万物が成長する季節。この季節の特徴に従って、遅く寝ても早く起きるようにし、日光を嫌わず、適度に汗をかいて熱を発散し、気持ちは清々しく保ち良く笑い、心の機能を良くさせる。

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          和菓子と小豆のはなし

          皆さん、和菓子好きですか? 私が小さい頃ってもうずいぶんと前ですが、昭和の終わりはそんなにいっぱいお菓子ってなかったんですよね。というか与えられてなかったのかな?もしかしたら近所に駄菓子屋がなかったからかな?僕が幼少期育った、奈良の実家の、県道を挟んだ向かいにあった築山商店に売ってたお菓子は、グリコや森永のキャラメルとか、酢昆布とか、サクマドロップとか、THE昭和のお菓子たちだけでした。 で、たまーに、どっか行ったときとか、なにかの行事のときとかに、箱に入った、少し高級な和

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