遠回りには遠回りの良さがある

「先人たちの通った遠回り」は批判され、近道を進むことが美徳とされる世の中。効率や成果を重視する風潮が強いです。近道には確かにスピード感や効率性といったメリットがあります。現に20代経営者の上場とか学生起業とかが増えてきました。しかし「遠回り」には近道では味わえない奥深さがあると感じています。

遠回りが教えてくれる本当の価値

遠回りの良さを２つあげるとすると、ひとつは人間的な成熟を得られることとふたつめが人との出会い。

遠回りの道を歩むと、予期せぬ問題や挑戦に直面する機会が増えます。これらの経験は、ただ成果を追いかけるだけでは得られない深い知識とスキルを身につける糧となり、失敗や挫折といった経験をすることで、次のステップへと繋がる学びを得ることができます。