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そもそもウェルビーイングってなんやねん
2024年10月12日。
大阪は中津にて、「ウェルビーイングって何だろう?」というイベントに参加しました。
厳密にいえば「参加した」のではなく、「開催した」だったりしますが、私はうっかりイチ参加者としてその場にいました。
そもそも。
主催者である私たちのつながりは、ウェルビーイングとほぼ同義語で使われるポジティブ心理学を学んでいる仲間なんですが、私の知識が浅すぎる事に驚きました。
ウェルビーイングって意識した事ある?
私はポジティブ心理学を何かに応用したり、自分の抱えている問題を解決しようとして学んでいたのではなく、本当にただ純粋に興味があるだけで学んでいました。
だから、「幸せになろう」とか「ウェルビーイングに生きよう」と本気で意識していたわけではないんですよね。多分。ええ。
ただ雰囲気で「ウェルビーイングに生きれたらいいよねー」なんて言っていたようです。それにすら気付いていませんでした。浅い。
イベント内で「ウェルビーイングとハピネスとの違い」や「ウェルビーイングは美味しいに似ている」などの発言をきいて、頭ではわかっていたのに、ずっと「ハピネス」を求めていたことにも気付きました。
これはヤバい。相当ヤバいですよ。
簡単に「ハピネス」とは短期的。「ウェルビーイング」とは長期的。と分けたとして、それぞれあなたがイメージする言葉って何ですか??
私は「ハピネス」は「楽しい・嬉しい」。「ウェルビーイング」は「心地いい」だと考えたんです。
すると、「楽しい・嬉しい」は簡単に見つけられるけど、「心地いい」は結構難しい。。。。なんというか吟味する必要がある気がするんです。
例えば、私はなかなかお値段のはるベッドを購入したことがあるんですが、お店でシーツも何もつけない状態のベッドに寝転がった時、めちゃくちゃ気持ちよかったんです。でも、いざ購入し、ピンとシーツを敷いて寝転がると・・・ん?
なんなら、数日たつと柔らか過ぎて腰が痛くなったんですよね。まぁ。夫にとっては最高らしいので、良いんですが。
例えば温泉旅行に行って、大きくて少し熱い温泉につかって。すごく心地よくて。でも、調子にのると、後々湯あたりを起したり。乾燥したり。めちゃくちゃ短期的やん。
ウェルビーイングって面倒くさい
何が言いたいって、「心地いい」ってやつは、その時その瞬間で変わったり。違和感を持っていたものが、いつの間にか手放せないものになっていたり。自分に体調だったり、環境だったり、バイオリズムによって変わるんですよね。
その点「ハピネス」ってやつはあんまり変わらなかったりします。
先に出した温泉もそうですが、テンションが上がる懐メロ。絶叫マシーン。おしゃれなカフェでのスイーツ。新しい手帳。
自分の「ウェルビーイング」を保つために「ハピネス」を使うのはアリだけど、長続きしない。
長続きするらしい行動習慣はあるけど、爆上がりして快感を得られるわけではない。
めんどくさすぎひん??
でも私はウェルビーイングを目指したい
イベントの参加者の方に「ウェルビーイングを目指すのはおかしい」という方がいました。
確かに「ウェルビーイング」は人生の最終ゴールではなく、どちらかと言えば、状況であり条件という側面が強いと思います。
でも、私が知る限り、多くの人(特に日本人)はウェルビーイングをないがしろにしがちのように感じます。
寝る間も惜しむ努力。過労死。サービス残業。努力がものをいう。〇〇という分際。苦労神話。自己犠牲という美徳。
私も実際、自分を癒すことや休ませることより仕事や責任・立場を優先してきました。それが「当たり前」だと思っていたからです。
でも、人生は誰のものでもなく「自分のモノ」であること。
そして、科学的にも「ポジティブ感情を大切にした方が成果や貢献度が高い」という結果が出ているんですよね。
だから、個人のためだけでなく、周りのために「自分を大切にする」文化、習慣を根付かせる事を組織が「目指すべき」だと思うし。
個人個人が「意識」すべきだと思います。
あなたは「ウェルビーイング」をなんと言い換えますか?
あなたにとっての「ウェルビーイング」とは。