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学習にまつわる7つの迷信
学習をするのに定年はないと思いたいのだが、どうにもたちの悪い迷信がはびこっている。
頭では迷信だとわかっているのだが、心の奥底でその迷信にとらわれてしまって、自己の行動の妨げとなってしまう
とりあえず7つの迷信を挙げてみましょうか?
① 知能は固定的である
② 人間は脳の10%しか使っていない
③ 間違いは失敗と同じ
④ 知識は力である
⑤ 新しいことを学ぶのは大変だ
⑥ 他人の批判は大事だ
⑦ 才能は生まれつきのものである
これらの迷信は何か活動をするために、大きなメンタルブロックとなるのでぜひとも破壊してしまいたいものだが、なかなか手ごわいので生半可な気持ちでは破壊できない。
この場でアウトプットしながら壊してしまおう
といってもすべて壊すのはなかなかに時間と文字数を食ってしまいますので、気になるものから取り上げていきます
① 知能は固定的である
知能は固定的だと思うと、「私にはできるわけがない」というマインドになり、結局挑戦をあきらめてしまう。
最初に強く意識したのは大学受験のころだと思う
そりゃあ、大学受験で一番の最高峰は東京大学で間違いないでしょう。世界に目を向ければ、ハーバードとかスタンフォードとか世界に名だたる大学はいっぱいあるでしょうけど、まずは東京大学でしょう
とはいえ、いくら夢をあきらめるな!!といったって東京大学は現実的ではないと考えている。
わたしが高校2年の時で学年で半分より少し上ぐらい、数学だったらそこそこの成績を上げていたけど、古文・漢文はもはや1点も取れないんじゃないかというぐらいのありさまだ。
高校3年になったらもっとひどく、もうどんな問題も解くことができないような状態になっていた。勉強しても何も頭に残らないという、かなり苦しい時であり、頭の良しあし以外の何か別の要因があったのではないかと今でも思う。
そういう状態なので大学受験はすべてダメで、偏差値40から予備校に通い始めたのである。
そもそも、数学が古文よりかは点を取ることができるという安直な理由で理系を選んでいるので、どの大学に行こうかというのをあんまり深く考えていない。それこそ、東京の近くにある有名な大学に行きたかっただけだ。
現実的な目標として日東駒専が射程圏で、MARCHを狙えれば最高!!それより上は考えてもいない。確かに明大を本気で狙っていたけど、今考えれば狙い方があまりにアバウトすぎたのかもしれない。
本当だったら自分の限界を考えずに将来どうなりたいのかを描いて、そのためにどんな大学を狙うのかを考えておけばよかった。
25年前の世間知らずな私には、とにかく試験に受かるための勉強が精いっぱいだったが、知らぬ間に自分の能力の限界を決めてしまったのだろう。
25年前の若いヤツならそれでもよかっただろうし、紆余曲折はあるにせよ順調にサラリーマンをやっており無難に仕事をしているから、普通に生活はできると思う。
ただ、「自分の能力がこんなものか」とブロックをかけてしまったと大いに反省する部分もある。
こうなると次に口にしそうな言葉は「いろいろやってみたいけど、年齢がねえ」と言いそうだ。
確かに若いころと違って明らかに体力も落ちており、疲れやすくなってしまった。しかも、なんか知らないけど一目を気にするようになってしまっている。
でも、知能は固定的であるっていうのは迷信なんだろ!!
だったら、なんだってチャレンジできるし、可能性もあるよね!!
③ 間違いは失敗と同じ
ドクターXは「私、失敗しないので」が決め台詞であり、さっそうと難手術をこなして、高級メロンと引き換えに、とんでもない金額を請求して去っていく
ドラマの演出だけあってピンチはあっても、最終的には失敗してない
そりゃあ「私、失敗しないので」と自信もって言えれば、さぞかしカッコいいし、気持ちもよいだろう
一方で、残念ながら私の人生も大小さまざまな間違いを起こしており、失敗の烙印を押されている。
しかし、間違いというのはホントに失敗だったのか?
そんなことはない!!
Aというやり方をとってうまくいかなかったとしよう、同じ場面が来た時に「Aをやってはいけない」ということを学ぶことができたのだ
よって、確実に前進している
前進しているということは成功だ!!失敗なんかしていない!!
だったら、失敗は何か?
間違いを犯した後にあきらめてしまったことなのだろうか?
そんなことも日常茶飯事だ
でも、失敗ではない
何食わぬ顔をして堂々と別のことをやっていればよいのだ。
そうなると、失敗なんてないのではないかと思える。
何かにチャレンジする時には7つの迷信を忘れて、ある程度の開き直りが必要なのではないでしょうか!!