聖徳 通信 障害者・障害児心理学 レポート 第2課題 評価B 情緒障害児、言語障害児のいずれか1つを選び、疾患の特徴と支援方法について述べなさい。
設問:情緒障害児、言語障害児のいずれか1つを選び、疾患の特徴と支援方法について述べなさい。
本文:
言語の発達には「理解力」と「表出力」の2つの側面がある。どちらか、もしくは両方、において何らかの障害がある場合に言語障害という。言語障害は構音障害、流暢性障害、言語発達遅滞の3種類に大別される。以下にそれぞれの特徴と支援方法について述べる。
構音障害は、話し言葉の言語学的処理にはまったく障害がないが、構音器官の器質的又は機能的な問題により、実際の発音に異常がある。口蓋裂の子どもが対象になることが多い。特徴として、話し方がぎこちなくなる、ブツブツ途切れる、息の音が混じる、不規則になる、不明瞭になる、または単調になる、などが挙げられる。尚、言語理解能力は異常がないため、読み書きは正常に行える人が多い。支援方法としては、発語器官を調整する力の育成と、音声を弁別したり自分の発音をフィードバックしたりする力の育成が有効である。
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