5人へ感謝

彼らへの気持ちを吐き出すところがないので、ここで吐き出します。

デビュー時は、また随分小さな子ども達だなぁと思った。私はその頃4人のNEWSや光一くんのSHOCKを観ることの方が多くて、SexyZoneは事務所のちびっ子という認識だった。

そのうちSexyZoneが3人体制になってるのを見て、事務所はなんて酷いことをするのかと遠巻きながらに感じていたし、年下の2人が報われるといいなと思った。しばらくして5人で歌っているのをテレビで見て、良かったねと安心した。完全に他人事だった。好きな事務所のひとつのグループの出来事としてしか見てなかった。どのグループも掘り下げれば不遇の時代も不運もあるし、それでもみんな頑張って努力してる、でもそういう所をあまり見せないでアイドルとしてキラキラしてる、そういう事務所が好きだった。

2017年頃、音楽番組の事務所シャッフルメドレーで松島くんのダンスを見て、真面目で綺麗なダンスですごく良い!と思った。この子はこの事務所が大好きで、すごく真面目に努力する子なんだろうなって伝わってきて、好感を持った。
その頃の私は、事務所シャッフルメドレーを何度も巻き戻して一人一人チェックする気持ち悪い見方をしていて、ちょうど推し不在の時期だったので、誰か発見したい気持ちもあった。

その後マリウスくんのオランジーナのCMで、あのちびっ子がこんな大人に!という衝撃もあって、SexyZoneに注目するようになった。

…が、その後松島くんが休養に入ってしまい、松島くん不在のSexyZoneを見るたびに「松島くんがいたら
、ここあたりにいるのかな…」なんて思いながら見てた。復帰のときは本当に良かったね!と喜んだけど、まだまだ他人事だった。

やっぱり転機は5人で披露した「RUN」だったと思う。あの時にファンが増えた感触があったと思うけど、まさしく私はあの時に彼らのファンになった内のひとりだった。

2020年の11月にSexyZoneのファンクラブに入って、その直後にマリウスくんの休養があって落ち込んだりしたけど、松島くんを観るのが楽しくて、彼らについてきた。

アイドルケンティーと、アイドル聡ちゃんのキラキラの組み合わせがすごく好きだった。

ケンティーの卒業が発表されて、ショックで最初はなんで?と思ってしまったけど、ファンミや雑誌の対談・特典映像の様子など、グループでいるところを見ていると、確かにこの子達は噛み合ってないな…と思い至ることが多くて、卒業もなんとなく納得してしまった。

それでも私は松島くん最推しだったから、その流れで3人を応援していくことになるだろうなと思ったし、ケンティーのことはお茶の間ファンとしてひっそり応援しようと思ってた。

3人になった夏の横アリも行ったし、タイプロもチェックして最終結果まで見届けた。新メンバーに異論はないし、8人本当に頑張って報われて欲しいと思う。

ただ2/15に私の気持ちをいちばん大きく占めたのは、5人のSexyZoneは本当に終わったんだ…という終焉の感情だった。

ケンティーの卒業が発表されて、3/31の配信コンサートでSexyZoneは終わったつもりでいたけれど、まだ3人が3人だけでいることで、なんとなくSexyZoneの延長にTimeleszがあるんだと思えていた。

でも新生Timeleszのビジュアルを見て、もう全く別のグループに生まれ変わったんだなぁと、痛感させられた。SexyZoneでも3人のTimeleszでもない、新しいグループ。

SexyZoneは決してバランスの取れた安定したグループではなかったと思う。事務所に振り回された部分も大きかったし、彼ら自身の相性も合ってるとは言えないな…と、思うこともあった。

噛み合ってないけど盛り上げなくてはいけないから、それぞれが頑張りすぎて空回りしてるように見えて居た堪れない気持ちになっちゃったり、身内受けだけの悪ノリに見えて辟易しちゃう時もあって、ラジオや特典映像のトークも全部直視出来ないこともあった。

もちろんそれが可愛くて好きというファンもいるだろうし、そういう絡みを好意的に見れる人こそがターゲットなんだと言われれば、私みたいのはファンではないんだろうけど。

私は、クリスマスのラジオで、ケンティーからサプライズでクリスマスプレゼントを貰った聡ちゃんの喜び方と、その反応を見て嬉しそうにしているケンティーの、その絡みが好きだった。

5人旅で「マリと来れたから意味があるよ」と聡ちゃんが言って、マリちゃんが嬉しそうにハグをした、その姿が好きだった。

雑誌で「聡ちゃんに一軒家をプレゼントしちゃう!?」なんて笑ってる勝利くんが可愛かったし、マリウスとワチャワチャ喧嘩してる勝利くんが可愛かった。

忘れられない花のメイキングで5人で歌詞を繋ぐ遊びをしてたのも可愛かったし、そのメイキングでの風磨くんと聡ちゃんの絡みは、何度も見ちゃうくらい可愛くて大好きだった。

いじりやツッコミも、ちゃんと優しいフォローがあって、相手へのリスペクトが伝わるやり取りは、本当に可愛かったし微笑ましかった。

SexyZoneのことを色々思い出すと、ほんとに可愛い5人だったなぁと思う。ちぐはぐなとこもいっぱいあったし、揃わない不遇な時期もあったり、本人たちも周りのスタッフも、本当に不器用なグループだったなぁと思うけど。

コンサートのとき、聡ちゃんとケンティーが間奏のときも軽やかに楽しそうに踊ってるのが好きだった。バチバチに踊ってくれるのも好きだったし、ターンした時に綺麗に衣装が翻るのも好きだった。

ペジコンのTwilightSunsetも好きだった。デビュー時、あんなに幼かった子たちが、こんなに立派な大人になって、綺麗なハーモニーを聴かせてくれる。聡ちゃんはいなかったけど、その分4人の覚悟や気持ちが伝わってきて、ものすごく感動した。

ポプステの5人揃ったRUNは、本当に圧巻だった。素晴らしかった。ここから始まるんだって、本当にそう思った。

でも、もう彼らはそれぞれ新しい道に進んでいて、ファンは後ろからついて行くだけなんだけど、ついて行きたいと思うし、応援したいと思うけど

今はまだやっぱり、5人時代が可愛すぎて、あの時期に未練がありすぎて、前を向けないなぁ…というのが本音。タイプロも頑張って見たし、途中面白かったりもしたけど…

今が楽しそうであればあるほど、過去の彼らを思い出しちゃって、しんどい。未練がましいけど。

ケンティーもソロを頑張ってキラキラしてる、3人もタイプロが終わってここからがスタート!って、もう前を向いて走り出していて、マリちゃんも楽しそうに日常を送ってる。みんな報われて欲しいし、世界一幸せになって欲しい。

とっても可愛い5人だったよ。
夢を見せてくれてありがとう。


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