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野営地でデイキャンプ

6月も半ばを過ぎ、なかなか来ない梅雨さんサイドにも問題がある、と思ってたらようやくの梅雨入り。

農家の方にとっては恵みの雨ですね。
おいしいお米や野菜、ありがとうございます。


明後日からはずっと雨が続くとのこと。
その梅雨の、せっかくの晴れ間。
この機を逃してなるものか。


日の出前に起き、通勤ラッシュ前をかいくぐり、涼しい時間帯に山へ突撃。
誰も知らない、秘密の野営地へ。

2年前にバイクで探検して、ここいいじゃん!と見つけた場所。
その時は椅子とテーブルだけ持ってカップラーメン食べて帰りました。
ここにコット広げて寝たら最高だろうな、と思ってました。

脇に冷たい川が流れる岩場です。
日が適度に差してくる、森の中の涼しい場所。

上流からの澄んだ流れと共に、冷たい風が吹き抜けてきます。
気持ちいいのなんの。


重量級キャンパーですが、ツーリングバッグひとつに収めてきました。
ULかと思いきや。重量を計ったら30㎏ありました。
小学生一人分。何が詰まってんのよ。


コットどころか、上にメッシュテントも張ってみました。
2年越しの夢が叶いました。


コットだけだと、上から木の実が落ちてくるんです。
こんな頼りないものでも、あると守られてる感がすごい。


ちゃんと拠点感出てるんだよなぁ。
蚊除け対策で買ったんですけど、ここ涼しくて蚊がいません。

半袖だとちょっと肌寒いくらい。
今日の市内の最高気温は32℃ですが、ここの最高気温は24℃でした。



設営終わったんで、チビールで乾杯。
時刻は午前7時ちょうどです。
朝から呑んじゃう、この背徳感。



チビールは一瞬でなくなりました。
夕方には帰るつもりでいるんで、今のうちに呑んでおかないと!
一応シュラフも持ってきたんで、酔いが醒めなければ一晩過ごす予定。



8時になると日が差しこんできました。
11時まで日が差す時間帯でしたが、風が心地いいので気になりません。
でもほんのり日焼けしました。



おひさまを浴びると、体が朝だと認識するのか腹がへってきます。
食料は冷凍食品しか持ってきてません。
チャーハンで朝と昼をしのぐ予定。


あっためるだけで普通にうまい。
外で食べると3割増しくらいうまい。



昨日の夜買い出しに行ったけど、お肉が割引になってなかったので買わず。家にあったシーフードミックスを炒めて酒のあてに。



おなかいっぱいになると眠くなりました。
昨日の夜はワクワクして2時間半しか寝てません。

圧縮できる低反発まくら、マクアケで買った視界が完全に真っ暗になるアイマスク、グリーンファウンディングで買った超強力なマッサージ機。
もう、快眠は約束されてます。

2時間熟睡しました。
もう気持ちいいのなんの。



夏は暑いから焚き火したくないけど、一応観賞用に焚き火しとかないとなぁ、と家から薪を針葉樹2本、広葉樹3本だけ持ってきました。

焚き火台はセカストで980円で売ってたメッシュの焚き火台。
こんな頼りないもんで大丈夫かよ、と思ってましたがめちゃめちゃよく燃えます。



1時間くらいで底に置いてた太い広葉樹が熾になったんで、あとはほったらかし。
焚き火調理しようかなと思ったけど、今日のところはただの観賞用で。



昼ごはんにまずは冷凍ギョーザ。
餃子にはビールなんだよなぁ、とチビールをプシュ!と開けたところで
いや、いかんいかん、夕方には帰るんだったと、この1本で最後に。

帰りのことを考えないといけないのがデイキャンプのつらいところ。



ふと見ると、熾が灰に埋もれて消し炭状態で残りそう。


灰をどかして火吹き棒でとどめを刺しておきます。
これで帰りの処理が楽。


食べると眠くなって、また昼寝。
どれだけ寝るんですかね。

ほんと、ここ気持ちいいんです。
川のせせらぎ、鳥のさえずり、吹き抜ける涼しい風。
もう、住民票ここに移すわ。

ここから通勤、はちょっと嫌だな。 と現実に引き戻される。



寝てたら酔いが醒めてきました。
ぼくの肝臓処理能力なかなか優秀。
寝起きにコーヒーを。

トランギアのケトルは焚き火に突っ込む人が多いと思うんですけど、ぼくは家でも使いたいので突っ込みません。
量がちょうどいいんですよね。
電気ケトルより味があるのもいい。



エアロプレスにフィルターつけてさかさまにして、プレスすれば美味しいコーヒーができあがり。

最近はアイスコーヒーにして飲むのがお気に入りですが、氷がなくなりました。
ホットで飲むと少し汗ばんできます。


帰るのやだなぁ、でも5時すぎると渋滞に巻き込まれるなぁ、としぶしぶ撤収開始。
ほうきで灰なども集めて全て持って帰ります。
ここに来た一切の痕跡を残しません。

あらかた片付けて、最後に川で顔を洗います。
冷たくて気持ちいい。



気持ちよく遊ばせてくれてありがとう。
梅雨が開けたらまた来るよ。
誰にも見つからないでいてね。

守りたい、この自然。

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