
ボーナスステージ
夏の暑さは苦手なので鬱憤を晴らすべく、ここぞとばかりにこの秋は4週キャンプに出かけました。
9月末から3週連続、一週休んでまた1泊。
週をまたぐごとに少しずつ涼しさ、肌寒さを感じられます。
焚き火の季節きたわぁ… (歓喜)
普段は人気のないキャンプ場に好んで行ってます。
一人で自然と向き合ってる時間が好きだからです。
今回は珍しく、人気のキャンプ場に来てしまいました。
なぜなら

これを見に来たの。
天空のキャンプ場、ゴンドーシャロレー。
ずっと来たかったキャンプ場です。
平日にも関わらず多くの人で賑わっています。
隣のサイトの車は、なにわナンバーだった・・・
九州まではるばるようこそ!
目線が合わないようにタープで視線を遮り、耳にはヘッドフォンを装着。
チルサウンドを聴きながら一人の世界に没入します。

阿蘇の紅葉は、先週までは今ひとつ。
今週は見頃になったかな。
日が落ちる前にオイルランタンに火を灯して、ハイボールを流し込みながらぼーっと山を眺めてました。

夕日が沈んでいくと、刻一刻と稜線の風景が変わっていきます。
はいそこ! 「同じ絵やん?」って言わない!

肌寒くなって焚き火を始めた頃、稜線に雲海がぼんやり見えてきました。
雲海は運が良くないと見れないそう。
これが天空のキャンプ場たる所以。
この頃になると、もう酒が止まりません。
ようやくつまみに一品作って食べたら、いつの間にかうたた寝してました。
火が落ちる頃寒くなってきたので着替えて、インナーにメリノウール上下、上着にインナーダウンとフリースジャケット、下はダウンパンツと足首まであるダウンシューズと、これでもか!とやりすぎなくらい防寒対策は万全で寒さは感じませんでした。
結局、この日の夜の最低気温は1℃。日中の最高気温は24℃。
標高が高い秋の山の寒暖差はんぱない。

気がつけば22時を回って、周りのキャンパーが幕にこもり始めました。
ちょうど薪も尽きたので火の始末をしてメインランタンを消し、幕へ潜り込みます。
ソロ用の狭い幕なのでヒーターアタッチメントを点けるだけで汗ばむ暑さ。
シュラフに半分体を入れてもう少しだけ飲み直してると、遠くで鹿の鳴き声がしました。
あいつら、女の人の悲鳴みたいに「キャー!!」って鳴くんです。
初見の時は完ソロ時で、夜中にすぐ近くで絶叫されたんで飛び起きました。
翌朝は起きたらすぐにシュラフとインフレーターマットを丸めて圧縮してるとちょっと体力を使うので目が覚めてきます。
体が動くようになったら、朝食を簡単に作ります。
最近はコーヒーより、フレーバーティーがお気に入りです。
日が出てきたらテントを乾かすので、それまで小物関係をぼちぼち片付けはじめます。
設営は30分で終わってすぐ飲み始める元気があるのに、撤収は途中で面倒になってコットに転がったりダラダラやってるので、結局3時間もかかります。
準備、移動、食材の買い出し、設営、料理、撤収、移動と、キャンプは面倒なことばかりですが、自然を五感で感じられる圧倒的な自由な時間が大好きで。辞められそうもないなぁ。
今週は寒暖差のせいか、体調が少し悪いのでキャンプはお休み。
無理せず次の機会までギアのメンテナンスをしつつ、次はどこに行こうか、何をしようか、と妄想を膨らませているところです。
スマートニュースに掲載されてて共感したクリエイターさんの元記事を見にnoteをインストールして記事見てるだけでよかったのに、自分が文章を書いているという謎。