メモ帳で眠っているはずの言葉
・20時ちょうど、あなたに会いたいそれだけのリロード
・幼心で潰した命を考える夜
・目を奪うその赤が痛くて震えるように染み入る 頭の中へ
・不確かで確かなものがすき
・太陽をみつめたあとの不愉快な残像と浮遊感
・20歳で死ねるまであと
・よるがきえないまえに
・言葉や思いは口にしただけ消費されるのなら私の中で殺したい
・どろどろとすくえないことばしかかけられずぼくには共感さえもできない
・あかあかととんがりしてても内側はあおぐろかなしいSOS
・暗闇に浮かぶネオンに埋もれるガラス靴
・とびきりの愛がほしい
・人を敬って憧れてわたくしめはと下に仕えるような素振りをしている。いつもずるいやつでいる。
・お父さんのスーツケースと変わらぬ背丈の子供に詰めた
・大事にしたい過去と手放せない過去が足を掴んで離さない
・大きく吸い込むと冷たい空気が肺を占める感覚が好きで、繰り返していたら過呼吸になった
・周りの錯覚においていかれてあげるしかなかった口角
・車のエンジンが威嚇に聞こえて、振り向いた少女の目が軽蔑に見えて、