私のオススメ百貨店vol1.八木橋百貨店
ご覧いただきありがとうございます。
これまで様々な商業施設をまわってきた中で、おすすめのところをnoteで紹介していきたいと思います。
百貨店シリーズ第一弾は八木橋百貨店をご紹介します。
関東方面に遠征する時に時々立ち寄る、お気に入りの百貨店の1つです。
暑い街で有名な埼玉県熊谷市にあります。
夏の風物詩に巨大温度計が置かれることが有名で、報道でご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
ポイント1 建物の中に街道？
建物増床時に、付近を通る中山道と呼ばれる街道の一部が建物に組み込まれることになりました。全国的に見ても珍しい事例です。
街道だった所は館内通路として残されています。館内の様子はググればでてくるので、気になる方はチェックを（写真撮り忘れた）
ポイント2 お堅くないフッ軽な百貨店？？
お堅いイメージが強い百貨店。
そんな常識を覆す取り組みが沢山行われています。
一番有名なのは、最初にご紹介した巨大温度計でしょう。
元々、気温が高いことを逆手に取った『あついぞ！熊谷』という期間限定の地域の取り組みの一環で始めたものが、いつの間にか名物化してしまったというものです。
店舗入り口に夏になると設置され、気温については気象台から発表される事に更新されているそうです。
特設サイトがあったのでどうぞ。
他にも様々なことが行われています。
多くのロケ地として協力しており、最近ですと逃げ恥やおっさんずラブ -リターンズで登場しています。
さらにアイドル系との縁も強く、クマリデパートの初アルバムの撮影地、新潟物産展と同時にご当地アイドルNegiccoの感謝祭をやったり、とにかく色んなところとコラボをやってます。
上げたらきりがないので、この辺で（笑）
ポイント3 フランチャイズ事業
アパレル重視だった百貨店は、ファストファッションの普及等で転換点を迎えています。
各社有力専門店導入に取り組んでいますが、郊外や地方に誘致するのはなかなか難しいです。
そこで、『有力専門店のノウハウを借りながら運営は百貨店自身で行う』というフランチャイズ事業という形で新たなテナント導入に踏み切ります。
2018年に、好日山荘と大塚家具（後に閉店）を導入。
2023年には、あのハンズ系列のプラグスマーケットを関東1号店として導入。
百貨店のフランチャイズ事業自体は天満屋や近鉄百貨店で既に行われています。
しかし、（天満屋や近鉄百貨店と異なり）規模が小さい八木橋百貨店がここまで充実させているのは本当に素晴らしく、企業努力を感じさせるエピソードなのです。
ポイント4 寛ぎスポットが多い
建物の規模の割に、キッズスペースや休憩スペースが充実しているのが特徴です。
このうちキッズスペースは、8階の屋外テラス横、6階の子供服売場の2箇所。
もちろん無料で利用できます。
休憩スペースで特徴的なのは、2階の婦人服売場の通路に椅子と植栽がずらりと並んだ『休スペース』、階段の踊り場のギャラリー等など…。
スペースを見ていると、元々売場だったのかな…と思われる場所も。
こういう場合、少しでも売上を取るためにイベントスペースにしてしまう場合が多いのですが、八木橋百貨店の場合、売上以上に顧客満足度を高める施設計画にした点が素晴らしいなと思いました。
折角なのでおすすめのレストランを
7階のレストラン街に、海鮮レストラン・大助という新潟の海鮮が食べられるお店があります。
とにかく海鮮ネタが新鮮ですし、コシヒカリのご飯も美味しい。
比較的お手頃な価格で楽しめます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
少しでも興味を持った方は、是非足を運んで買い物を楽しんでみてください。
