「どうして勉強しなきゃいけないの?」の答え
「どうして勉強しなきゃいけないの?」の答えが見えたかも、という話。
先日、息子の保育園の個人面談に行ってきた。
そこで知った「息子、数字が読めて、時計が読める」という事実。
ということは、息子と時間を決めた約束が出来るかもしれない。
次の日の朝、早速試してみた。
「はい、朝ごはんどうぞ。
この時計の長い針が "3" になるまでに食べ終わること。
そして、"6" になるまでに保育園に行く準備をすること。OKかな?」
結果、息子はちゃんと約束を守ってくれた。
数字が読める、時計が読めるだけで、こんなにもコミュニケーションが円滑になるとは思わなかった。
文字、数字の読み書きができる
計算ができる
世の中の情勢を知っている
自国や他国の歴史や文化を知っている
自分で調べることができる
自分の考えを持ち、また意見を述べることができる
他人の気持ちを考えることができる
上記は、勉強することで身に付けられるものだ。
このようなスキルは、生きていくために必須とまでは言えないが、
身に付けている者同士のコミュニケーションを円滑に進めることができる。
そして、コミュニケーションが取れる相手が増えると、自分の世界が、可能性が広がることに直結する。
人は、人から学ぶことが多い。
そして、人の悩みの多くは「人間関係」だということもよく言われている。
だから、多くの人とうまくコミュニケーションが取れるよう、スキルを身に付けておくことは自分の人生をより豊かにしてくれる。
勉強は、自分がより楽しく、より楽に生きていくためにするものではないか。
今回、私は息子から学ばせてもらった。
本当に、学びに年齢なんて関係ないのだろう。
そして何より、息子とうまくコミュニケーションが取れたことがとても嬉しい。
(ちなみに、数字が読めたのは4歳のお兄ちゃん。数字の隣の赤青シールは、2歳の次男にもわかるようにと貼ったもの。ちゃんと理解して、約束守ってくれました。コミュニケーションツールって探してみるとたくさんあるのかも。)