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つい頑張りすぎる人は、メモを取ろう!

これは本当は、昨日の生き方・仕事術記事↓に書こうと思っていた話です。
(忘れてた)

まあ心理学でも何でもないし、
・つい頑張りすぎる人
・そもそも自分が頑張ってることに気づいてなくていつのまにか潰れる人
に合う気がしたので、定期購読マガジンで書きます。

これは私の、カウンセリング業務内だけでなくプライベートも含めた個人的観測範囲での統計ですが、情緒不安定かつ頑張りすぎている人は、“自分の脳内だけ”で物事を考えたり捉えたりしている人が爆裂に多いです。

だから悪いことを過剰に悪くとらえるし、中にはそんなに悪いことじゃないのに無意識に悪い方へ仕向けて考えちゃうし、自分が今何を抱えているかわからなくてパンクしちゃうし、そもそも自分の気持ちがわからなくて精神的に限界が来ちゃうんですね。

っていうか昔の私もまたそうでした。

脳だけで考えるな、メモを取れ、可視化せよ!
というのが本日のメッセージでございます。
もうこれで意味がわかったら今日の有料部分は読まなくて構わない、というくらいシンプルなメッセージです。

しかし物事を深く考えすぎる性質の方は「なぜそうなのか」「何のためにそれが必要なのか」「具体的にどうするのか」がわからないと納得しませんので(昔の私もそうだった)、そこらへんを有料部分で説明したいと思います。

そもそもそういう部分が病む原因のひとつなんですけど、まあ今はそうなんだからしょうがないっすよねー。

◆なぜ脳だけで考えてはいけないのか

人間の脳(というよりも肉体全体)は非常に優秀なのですが、優秀すぎるが故に記憶が曖昧になることがあります。

歳をとると「昨日の夕飯は何でしたか?」と言われてもすぐに思い出せなくなると言いますが、老いてようが若かろうが人は忘れる生き物です。

なぜかというと、“忘れる”とは防衛本能のひとつなのですね。

私たちは様々な出来事を記憶として神経に蓄積しますが、起きた出来事・見たものをすべて正確に思い出すことができてしまうと、精神的な負荷がかかり、いわゆる“心が壊れた”状態になってしまいます。

辛かった出来事、胸を刺すような悲しみ、ものすごく痛かったことをすべて正確に鮮明に覚え続けていたら、いつまでも苦しいですよね?

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざがありますが、そうでないと人間はとても耐えられないのです。

ただし精神が健康でないと、自分を守るための脳の動きも、自分を傷つける刃になることがあります。

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