副業という手段の多様化
陽の当たる窓側のリビングルームでnoteを書くのが好きなのですが、暑くてカーテンしめています(~_~;)
さて、社員の副業をめぐるニュースが大々的に取り上げられるようになってきました。
副業の目的は大きく2つあります。
ひとつは視野を広げ社外の知見を学ぶこと(①)。
もうひとつは社員のキャリア意識の醸成(②)です。
どちらも納得できますが、見誤ってはいけないのは、どちらも目的ではなく手段ということです。
前に挙げた目的を達成する手段はこれまでもありました。例えば、グループ会社への出向やビジネススクールへの社費留学などは①に該当します。年代別キャリア研修の充実や早期退職制度などは②に該当します。
これまで、これらの「手段」を利用できていたのは一部の社員に限られていました。ざっくりいうと男性正社員です。それが、昨今の副業解禁や仕事のDX化、働き方改革の推進などで多くの社員に手段をとる選択肢が増えたのです。それがこのニュースのポイントだと思います。
目的の達成は容易ではありません。なぜなら企業には社会性だけでなく営利性が求められるからです。だからこそ、手段が増えるのは合理的です。
いろいろと試してダメだったら改善すればいいのです。こういう思考こそが、目的達成に近づく最大の手段かもしれません。
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