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創作BLに生まれたひよこ、2024年振り返り【商業活動がはじまった!】

天城です。
2024年も終わろうとしているこの時期に、四半期でドドドッと告知に継ぐ告知で大騒ぎだったのでnoteしたためてシメようかと思いました。メリークリスマス!(遅いよ!)





2024年10月、商業デビューしました。

正確に言うと3月に短編コミカライズも出ていたんですがそちらはアンソロジーでマンガだったので、ノベルが出てはじめてデビューかな?と思った。
ので、10/12がデビュー!ということにします!

自己紹介記事でも書いたのですが、ムーンライトノベルズに連載していた小説の拾い上げデビューです。
こちらはお声かけ頂いてからまるっと一年かけての電子書籍出版となりました!
美麗な表紙をつけて頂き、あっちこっちのサイトで配信が始まると落ち着かなくてランキング見に行ってしまったり、もう。
情緒不安定まっしぐらです。
見るなって言う人もいますが私は見ないとむしろ悪い想像ばかりしてしまうので見ます。強い意志で見ます。

今の電子書籍販売店ではピッコマとシーモアが2強みたいですが、ピッコマBL1位、シーモアでは最高でBL2位(ラノベ総合4位)までいったみたい。……よ、よかったぁ~。少なくとも爆死ではない。
担当さんにも褒められました。嬉しくて泣きそうだった。

天城はデータマンなんですよねえ。記録取らずにいられないんですよ、こわくて。手帳にずっと毎朝のランキングメモってました。見るとホッとする。

同月、25日TLの新刊の先行配信

……? 何がおきた? 冗談とかではないです、本気です。

自己紹介記事に書いてあるので省略しますが、よーしいっちょ公募でも出してみるか!と書いた男女モノが落選した後、拾い上げされました。
美麗な……なんとも美麗な表紙を付けて頂いて!
そんなら宜しくお願いしまぁぁぁす!と初稿叩きつけたわけですが、こちらはトントン拍子に凄い早さで進みまして(5倍速くらい)BLと同月配信になってしまったんです。いや追い抜かさなくて良かった……。
「天城は何やってんの」「月に何冊本出るの」「商業だよね?同人誌じゃないんだよね?」……と二次の友達から突っ込まれまくりました。正真正銘、商業だよ!


12月、BLの書き下ろし新刊が配信開始

――もう年内はお終いじゃろ?とおもうじゃん。
ダメ押しのように人生初の書き下ろしBL本が出ました。

こちらは1作目のBLがまだ売れるか売れないかさっぱり分からない時に、担当編集さんにおそるおそるひよこ作家が営業なんぞしてみたところ
「企画会議に出すのでプロット提出して頂ければ!」とわりと前向きに(かなり出版待ち作品が渋滞してそうだったのに「一緒に作品作りましょう」って言って貰えた!)お返事を頂きワーイ!と急いでプロットをカキカキして出した作品です。
『プロットの書き方』をググり色々調べて、勉強して、DomSubは設定が特殊なんで上の方のえらい人用に用語説明書も1ページ付けて、ソーッと出したところ
「通りましたよ~!」と。プレゼンしてくれる担当編集さんの力でもあるんでほんとありがてぇな。私、営業事務向いてるかもしれない(違)

で、ここから原稿が始まるんですが、私が秋にJ庭に出てたのをご存じですか?
TLの初稿と校正、DomSubの初稿、秋庭の原稿、聖職者~の校正→これが全部7・8・9月にやってきた!
回転寿司みたいでした。

1つおわって返すとまた次が戻ってきてて、必死に打ち返し、その合間に庭の原稿してた。

ひとつも落さなかったことを、全部の告知が終わったあとに身内とか友達に「よかったね、よくやったね、頑張ったね」と言われてブワァと嬉しくなったのを思いだしました。

なんでそこまで死に物狂いだったのかというと、1作目が電子書籍化だという話を二次仲間としていた時
『「チャンスの神様は前髪しかない」という。出来る限りガンバレ。死ぬ気で頑張れ。後悔しないようにやれるだけやれ』
と励ましてもらったからですよ。

例えば、初稿をおざなりにやって頑張らなかった場合。
その作品が爆死して、「アーあの時もっと死ぬ気でやれてればなあ!」て嘆いても遅いわけで。一生に一度あるかも分からないチャンスを前に怠けてたってコトだよね。
それはアカン。絶対ダメだ。一生頭の中をグルグルしてしまう。私は根が暗いので共感性羞恥とフラッシュバックに弱いのだ。

電子書籍を買う人も、これは投げ銭ではない。商品を買ってその金銭分の娯楽が提供できてなきゃいかんじゃろ?
金銭分って、私ができることはなんじゃ?
文字数か。よし文字数たくさん書こ!というわけで15万字あった作品が20万字(加筆修正2、書き下ろし番外編3万字)になったわけですね。

そんなわけで、死に物狂いで寝不足と戦い、夏休みを返上しw
連休も全て原稿に捧げて出版に至った3作品(上下巻があるから4本)でした。

もうこんな無茶なスケジュールやらないよ!
と、二次の時も散々叫びながら毎月のようにひたすら書いてイベント出ていたのでどうなることやら。


最後!12月25日アルファポリス第12回BL大賞 奨励賞2作品!

今年は怒濤の下期だったな、とそろそろシメに入っていた頃にやってきた、アルファポリスのお祭りの結果です。

ブクマは1000もいってないですし、ポイントも……なんですが、こちらは投票で順位を押し上げて頂けるんですよね。


ほんっっっとーに投票して下さった方々には、大大大感謝です!

触手~のほうはホントに色んな方に愛されていて、同人誌にした時にはJ庭にレビューものせて頂きました!
う、嬉しい~~!!

こんなに愛してもらえて、作者的にも凄く凄く嬉しかった作品です。
よかった~❤ 去年は100位内、今年は奨励賞!狙って走ったので無事に階段上れて結果でてるのが嬉しい。次も頑張るぞ~。

こんなかんじで、今年はひたすら、色んな人の優しさで生きながらえた年でした。バファリンだ。その優しさがなければ胃に穴があいてたと思う。胃腸は大事ですね。
まこと天城は優しさに生かされています。一次創作二年生だというのに恵まれすぎている。精進します。

ニッチなモノばかり書く私を拾い上げてくれたレーベル担当さんも、無名の新人の企画書を真剣にプレゼンしてくれた次の担当さんも、ゴーサイン出して下さった編集部の方々も
もちろん電書買って応援してくださったりレビューくださったり、大賞では票入れて下さった方々も、本当にありがとうございました~!

まだ数日ありますが、良いお年を~!


天城

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