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医療のあれこれ

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私から見た医療のこと、医療に関わる人のことを書いています。
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#先天性心疾患

おかねのはなし(前編)

少し前に、おそらく何かしら疾患を持って生まれた子を育てているお母さんの 「医療費助成制度…

ぱきら
4年前
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曖昧な私(たち)

その昔お付き合いしていた人(夫にあらず)は私にこう言った。 「君が治るなら、俺は東京の病…

ぱきら
4年前
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そのときそのときの、

このところやる気が出ない。 梅雨どきは毎年体がだるい。 何かをしようという気になれない(…

ぱきら
4年前
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看護助手さんがいてこその

先週まで3回に渡って看護師さんについて記事を書いた。 看護師さんのことを書くとき、私は密…

ぱきら
4年前
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看護師さんがいてこその③

私が初めて男性看護師さんと関わるようになったのはいつだったろう。 それまでも男性看護師さ…

ぱきら
4年前
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看護師さんがいてこその②

いつの頃からだろう。 私より大人だった看護師さんたちが同じくらいの年齢になり、年下になっ…

ぱきら
4年前
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看護師さんがいてこその①

私が初めて長期入院したのは昭和の終わりのほう。 入院期間も伸びに伸びてすっかり「病院の子」になりつつあったあの頃、テレビからは「今日の天皇陛下の体温」が連日聞こえてきていた。私は当時おそらく、自分の体温よりも天皇陛下の体温変化に詳しかったと思う。そして多くの日本人がそうだった気がする。 それはさておき、当時の看護師さんの話をしたいと思う。 昭和と平成の間で当時、看護師さんは「看護婦さん」と呼ばれており、女性ばかりが従事していた。 今では不衛生だと見かけることのないナース